働くことの深い意味 | 画材エクラの店主BLOG

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先日、午堂登紀雄さんの本に出会って、面白くて読み込んでいます。この中で、午堂さんの知人の話が出てきます。20代で立ち上げた会社が大当たりして、30代で会社を売却。数十億の大金を手にしてからは、ハワイに移住して趣味三昧の生活だったそうです。でもそんなサーフィンやゴルフの日々も、1年と続かなかったそうです。日本に戻り新会社を立ち上げて、ふたたび忙しい生活に戻ったとか。

その知人が語ったことがこの本に書かれています。とても心に残りました。

「趣味や娯楽は、結局人生の柱にはなりえない。・・・それに人とかかわり、人に感謝される活動をしないということが、どれほど疎外感と物足りなさを感じるか、痛感した。」

午堂登紀雄著『お金の才能』 P.208
働くことの意味は、一つはお金を稼ぐことにあることはむろんです。ただ、もうひとつの深い意味は、この後半の言葉に集約されていると思います。遊び続けて困らないほどのお金を所有するいたっても、それでも満足できなかった。

お金に苦労している人生を送っていると、ついついお金さえあれば幸福になれると思い込んでしまいます。目の前のお金の苦労がなくなれば、それで万々歳だと。でもその先にもっと深い真実が潜んでいるということです。


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