先日会社の人事部から連絡があって、早期退職および支援制度の適用に関する審査会の日程が12月に決まったとのことだ。ついては、支援制度の申請書類と、収支計画書の修正版を提出するように言われた。収支計画書は以前に提出済だったが、店舗物件の契約条件など具体的な内容がすこし見えてきたので、それらを盛り込み修正をする。
また水彩の風景画が掲載された『いきいき水彩画10
』の本を持ってくるようにと。
自分のケースは、まず間違いなく審査会は通るからといわれているが、役員たちが自分のこれからの人生計画を審議するのかと、身が引き締まる感じに襲われた。それに後戻りはない段階に来てしまったのだなという覚悟というのだろうか。
収支計画において、初期投資額は別にして、日常の収支を決めているのは日々の売り上げ金額と家賃だ。家賃は店舗物件を決めれば出銭が確定する。あとは売り上げをどれだけあげられるか、維持できるかの勝負になる。そして最も予測できないのがこの売り上げという魔物。
収支計画書では、売り上げを、来客数の予測数と、購入していただける客の割合、それと客単価の予測金額を仮定して算出したが、どの要素も予測が難しい。しかたないので、雑貨屋さんの開店の事例をあつめた本を買ってきて読む。
ひとつは、TimemachineLabo.編『小さなお店、はじめました
』翔泳社。それと、成美堂出版社編集部編『雑貨のお店をはじめる本―自分スタイルのある雑貨店のつくり方
』成美堂出版の2冊だ。
しかし、肝心な一日平均客数、平均売り上げに関するデータは、非公開が多くて、なかなか知りたい情報が書いていなかったりする。でも雰囲気から察知して、雑貨屋さんの場合は20人~50人/日(休日がやはり多い)、売り上げの目標10万円/日というあたりが相場のようだ。
雑貨の場合は、商品単価が安く買いやすいという側面があるから、画材の場合には、それより単価が高く、売れる点数は少ないと見ていいだろう。ただし画材を気まぐれで購入することは少なく、画材が不足していて買いに来られるケースがほとんどだから、購入率は高いはず。10人/日の購入客数で、一人当たり5千円~1万円といったところか。売り上げ5~10万円/日が目標になるのだろう。
以上は単品の購入客の場合。
地域の文化祭や各種の発表会や展示会などでは、まとまった数の額装の依頼が見込める。額縁の注文やマット加工があるはず。このへんはさらに読みにくくなるが、スポット的ではあるものの売り上げ増に寄与してくれると思う。
収支計画を立てると上記の単品の売り上げが維持できれば、赤字にはならずにすみそうだ。むろん儲かるというレベルではない。定年後の仕事としてみたときこんなものではなかろうか。それに絵の仲間が、近隣で画材の入手で困っている状況を、少しでも改善できれば喜んでもらえるしね。