たいへんありがたいことに、「ケヴィン・ピーク」の記事で、コメントを頂きました。
「ケヴィンピークが逝ってしまった・・・。今頃知ることとなったとは・・・。
僕もクロスオーバーイレブンでその時の放送を聴いていました。
1982年11月の下旬だったかな？1曲目に流れていた「ドリフティング」も好きだなー。」
なんか、なつかしさが込み上げて、この週末に、当時のエアチェックした録音テープを探しました。
あ、あった！ ⇒
拡大すると・・・
ケビン・ピークの曲は、おそらく、１９８２年の、１０月２日の夜に、エアチェックしていますね。
ＦＭ放送、クロスオーバーイレブンです。
で、「１９８２・１０・２６ かいちゅう」 とあるのは、弓道のことですね。
とうじ、高校一年生で、弓道部に入って練習を始めて約半年、はじめて一射における持ち矢を全部、的に命中させた日を、記録したものと思います。
（矢を皆な中てる、という意味で、「皆中＝かいちゅう」といいます）
当時のカセットテープをひっくり返していると、中学生ごろにそれこそアホみたいに聞いた、高中正義の「スーパーライブ」の、テープも出てきました。
このテープは、宝物のように、それこそ一日数回、３６５日繰り返し、再生していました。
たぶん８１年、ＴＤＫの「ＡＤ」も、発売されたばっかりだったと思います。
「カセットテープは、何千回再生しても、擦り切れない」ことを証明してくれました。
エアチェックしたテープに、何の曲が入ってるか？
テープが少ないうちは、すべて脳みそに記憶されていたのですが、そのうちエアチェックテープが増えてくると、わからなくなってきます。
ワープロ打ちで整理を始めたのは、むしょくんが大学生になった、１９８０年代も後半になってからでした。
ケヴィン・ピークは、当時、ＦＭ雑誌などでは、「ケビン・ピーク」と記載されていた、と記憶しています。
しかし、あらためて当時のレコードのジャケットを見てみると「ケヴィン・ピーク」と表記されています。 うーむ謎です。
レコードを入手したのも、大学生になって、アルバイトができるようになってからでした。
ＣＤのなかったとうじ、再生する度にわずかづつすり減る？レコードは、大変な貴重品でした。
レコードプレーヤーで再生するのは年に１，２回程度、あとはダビングしたカセットテープで、聴いていました。
レコードのダビングとはいえ、ケビン・ピークを録音しているテープは、ＴＤＫのＭＡ－Ｒです。
このＭＡ－Ｒは、全部で４，５本しか持っていません。 とうじ、カセットデッキ少年の、垂涎のテープでした。
これは、ケヴィン・ピークが活躍したグループ、
Ｓｋｙの、貴重なライブレコーディングのテープです。
これも繰り返し、よく聴いたなぁ・・・
でも、メタルテープは無論、クロームテープも、ここぞと狙ったエアチェックにしか使えませんでした。
ふだん利用していたのは、大半はノーマルテープでしたが、それでもアルバイト代の大半が、テープ代に費やされました。
最初はがんばってＡＤやＡＤ－Ｘクラスを用いていましたが、ＤＢＸデッキを買ってＳＮ比が向上してからは、もっと廉価なテープを使っていました。
エアチェックのテープも増えて、誰の、なんという曲か、わからない曲が増えてきました。
ただ、当時、それを調べる方法としては、同じテープに収録されている、すでに分かっている曲があれば、まずその曲を、ＦＭレコパルを端から調べて、いつ録音したかを調べ、わからない曲については、その前後の日付で放送された、曲の長さを頼りに、調査したりしていました。
（とうじ、ＦＭ雑誌には、曲目と、曲の長さがＭＭ分ＳＳ秒、のように記載されていたのです。）
大学生のころは、暇にまかせて、まあ、そのほか、いろいろ推測を働かせて、わからなくなった曲を調べていました。
とうじの、ＦＭ放送の曲目の情報源は、ＦＭ週刊誌と新聞のＦＭ欄しかありませんでしたので、所持していない日付の資料については、それこそ図書館で調べるしかありませんでした。
ただ、どんなに調査しても判明しない曲もあり、それらはネット時代の到来を待つしかありませんでした。
最後までわからずにいた、「ペペウ・ゴメス」の曲が判明するまで、３０年ちかくの捜査時間を要しました。
・・・と、ここまで、個人的な他愛もない思い出を書きつられてしまいました。すみません。
こんかい、しまい込んでいたカセットテープを、久しぶりにひっかきまわしましたが、どのテープにも、沢山の思い出が詰まっていました。
な、なつかしかったです。