ゲーセンで出会ったミドリフグ。
600円でとったのです。
でも調べてみたら、あんな小さな瓶で育てられる生き物ではないことが判明。

タダ(600円)より高いものはない…
けれども、出会ってしまったんだからしかたがない。
当然ながら責任持って幸せにします。

浄水フィルター、水槽、人工海水、ph調整剤、サンゴ砂。
とりあえず必要最低限のものを揃えました。
臨時収入が吹っ飛びました。

でも小さな瓶で窮屈そうにしてて元気のなかったミドリフグは、新しいお家に引っ越したらやんちゃに泳ぎ回っています。
水面まで上がってきてぴんぴん跳ねるので、ちゃんとフタをしないと飛び出しそう。

うれしそうにしているので良かったですよ。

顔を近づけると、大きな目でちゃんとこっちを見るのがたまらんのです。
あの日をちょっとだけ思い出したりした。


あの日と同じ横断歩道を、今日は一人で歩いている。



まるで戦みたいだ。

向こう側から沢山の人が一斉に向かってくる。


ぶつかって、
交差して、
するりときれいにすれ違った。


誰とも触れることなく。



振り返ってみたい気もした。
だけど振り返らなかったよ。
去ってゆく迷いのない足音を、背中に感じたから。

ついに振り返らなかった。


さよなら、群青とアカボシ。
食欲なーい…
とか抜かしながらソイジョイとか10秒メシ的なものをわしわし食ってます。
食欲あるんか、ないんか。

夏が終わって秋がくれば、もうちょっと食欲が出るでしょう。


でも朝とかもう蒸し暑い感じじゃなくなってきていますね。
真ん中の心臓がきゅーっとなります。

センチメートルってやつです。
センチなのはメンタルじゃなくてあらゆるものと自分との距離だから、センチメートルです。


わたし自分の感情のかたちとか、音のかたちが目に見えるんです。

黄色いぽわんとしたつぶつぶ、とかギザギザした銀色の煙、とか。
自分の声は、真っ暗な場所の天井すれすれを撫でるような灰色の声だなぁと思います。

あの人の声は、空気と空気の間をうまく割って入って、他の音とまじらない声だなと思います。
もう二度と見ることはできない音です。
残念。


目の真ん中から脳に近い奥の方の部分が見てるこういう類のものは、季節の変わり目にはすごく鮮烈に見えます。

気づくとぼうっとしているのは、音とか感情のかたちを見ているからです。


そういうものは写真に映らないので、絵を描きます。
秋になるまえに、ひとつ完成させようかなぁ。