W1SA ニセコからの修理依頼 エンジン御開帳 | sabitoriのブログ

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錆取笑会 バイクをいじるのが大好き。車種を問わず、巡り合ったバイクは、さわってみたい。

前回の投稿で不調の原因が分からず、エンジンを開けた。

 

 

 

結果、何と焼き付いていた。

 

 

焼き付きの原因は、マグネットの先に有るオイル?ガスケットにオイルが付入れいるという事は、シリンダーヘッドのボルトが緩かった。通常の半分くらいのトルクしか、かかっていなかった。ここから空気やらオイルが通過した。

 

灯油を入れてバルブテスト。ヘッドの方は良好。

 

 

シリンダーとピストンは、ネットで手配。

 

 

部品がそろって、いざ組みましょうとコンロットをよく見ると、スモールエンドのカラーが抜てきた。これは、まずい。エンジン屋さんに相談すると、クランク分解して、スモールエンドを旋盤にかけないと、新しいカラーは、作れないとの事でした。

 

 

 

またまた、ネットで、クランクケース&クランクを購入。ダンボールに入って、新聞紙が詰めてあった。色々有ったけどこれ以上問題が出ないと思うので、分解した状態で、ニセコのオーナーにお返した。元々、オーナーは、整備できる方で、エンジンは、自信が無いと言っていたが、エンジンの組み方を説明したところ、やってみるという事になった。