瀬戸内の旅(岡山児島1) | (続)ワタシ、サビてます。

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瀬戸内の旅、2日目~の備忘録。

 

今回の旅、本土~島~島~本土の行程も、楽しい体験だった。

香川県高松駅からは、瀬戸大橋線の快速マリンライナーを利用し、約30分で岡山県倉敷市児島へ。


”瀬戸大橋”線というから、当然、海峡部約9.4kmに架かる6つの橋梁(+それらを結ぶ高架橋)を電車で走ることになる。上部は瀬戸中央自動車道という2層。

 

 

1988年に開通した”瀬戸大橋”を構成する橋梁は、吊橋、斜張橋、トラス橋など構造、海面からの高さが異なるが、一番高い所で65mらしい。スリリング。だが、その分見晴らしも良い。

 

香川県から橋を渡り、最初の停車駅は岡山県倉敷市「児島駅」。

ここは、”国産ジーンズの聖地”がゆえに、駅構内から、ジーンズ愛がダダ洩れている。

 

 

どんだけ、ジーンズ推し?

そして、当然、向かうのは、ジーンズ・ストリートなんだけど、その途中で、廃線となった旧児島駅に寄ってみた。

 

 

1988年に移設された新駅舎だが、1991年に下津井線が廃線となり、旧児島駅-旧下津井駅の軌道敷跡は「風の道」という遊歩道になっている。

 

ノスタルジックな駅舎を見て、いよいよジーンズストリートへ。


 

道路からビルの壁、看板、あらゆるものが、ジーンズモチーフ。もちろんデニムを扱うショップが多数ある界隈。

 

駅で”探せ!”とミッションがあった、「Gパンダ」を、児島ジーンズさんで発見。

 

 

さてさて、まずは初の国産ジーンズブランドに敬意表し、BIG JOHN本店へ。私が小学生の頃、初めて履いたヒッコリーのオーバーオールはBIG JOHNのもの。気に入って長く履いた記憶がある。


店内の縫製スペース。私は製品より、こっちの方がきになる。
 

 

たくさんの製品、展示物等、見ているだけで楽しめる。アウトレットコーナーで、好きなデザインを見つけるも、サイズがなくて残念だった。

 

ジーンズストリート界隈は、倉敷らしい風景も楽しめる。
漆喰なまこ壁の建物が店舗になった店とか。

 

製塩業で財を成した「旧野崎家住宅」とか。

 

 

うん? 宗像志功の「二菩薩釈迦十大弟子」が彫られた石塀のある寺院とか。

 

 

桃太郎さんとか・・・。

 

 

桃太郎ジーンズなど、有名どころは勿論、児島でしか見かけない(?)店もある。そして、決して安くはない(苦笑)。

 

気になって吸い寄せられ入店したDENIM BAR by HEART BASE (graphzero)で、既視感のある藍染の生地を見ていると、店員さんが、「剣道着の・・・」と説明してくださった。ソレだ!

 

 

めっちゃオサレな”剣道デニム。しかし約2万円。「ボーナス出たし、他ではそう見つからない感じだし、買っちゃえば?」と、にぃさんの背中を押してやった。
試着して、裾調整のため生地を捲ると、中の柄がアクセントになって良い。これが最後の押しとなり、お買い上げ。


graphzeroさん、名古屋だと、ポップアップストアを出すこともあるそうだが、買い物も一期一会で、気に入ったら買わないと。
私は、ライダースジャケットが気になったが、着丈の長いアウターを探していたので断念。

 

ジーンズストリートを歩き、次の目的地へ、つづく。