前回の続き。
知らない土地、何もない土地に無性に行きたくなるときがある。今回もその衝動に駆られてふらふらと来てしまった。
グーグルマップのみを頼りに、ドールの入ったバッグを背負ってひたすら歩く。
途中の踏切。前回も記したとおり、JRの線路に石油を積んだタンクが通るのは日常茶飯事だ。
歩いている途中、リュックを背負った年配の男性が一人。どこへ行くのか。観光スポットもなければ名の知れた神社仏閣があるわけではない。住人には失礼だが本当に「何もない」ところだ。楽しくウオーキングラリーをする場所でもない。
思わず声をかけそうになったが、タイミングを逸する。その後、どこへ行ったのであろう・・・・・・。
道路をひたすら歩くと海沿いに面した一つの集落を発見。おそらくここが「当たり」だろう。
車だと三重県最大の都市である四日市からなんでもない距離だが、徒歩でここまで来ると随分遠方に来たような心持ちがする。不思議だ。
集落内部の道路はかなり狭く、軽自動車1台がなんとか通れるくらいの幅しかない。
この集落唯一のスーパー。中に入ると意外に狭く、品揃えも大したことはないが(失礼)、近所にここしかない貴重なスーパーだ。右側のイラストに注目されたい。こういう手作り感のあるのが好きだ。
狭い路地が本当に多い(↓)。ついつい、猫みたいに入ってしまう。
滅多に人に会わなかったが、数人とすれ違う。案の定、住民のほとんどはお年寄りだ。一眼レフを首から下げている所為もあってか、不審極まる表情でこちらをチラチラ、完全にアウェー。「よそ者が何しに来た」と言わんばかりだ。「ひぐらし」や「金田一耕助シリーズ」みたいなちょっとした昭和ホラーを味わえる。とは言っても、こちらが勝手にそう思っているだけで、相手は「見かけない人だなぁ」くらいしか思っていないのかもしれない。
そして、ついに発見!!
う~ん、最高の佇まい!
本当に「画」になる。
森田酒店。随分長い間営業してきたのだろう、歴史と趣がある。
この看板がとても価値あるように感じられる。
店主は配達に行っていた。
汗だくだ。自販機で購入。早速引っ掛けよう。
しばらく店主を待っていたが、全く帰ってくる気配がなかったので、もう少し先にある海の方まで散策してみることにした。釣りスポットらしく、釣り人が何人かいた。ホラー要素(?)のある集落でも、少し離れるとフツーの釣り人がいて、かなりホッした。
海沿いには石油化学コンビナートが連なる。
ポツポツとではあるが、釣り人がいる。しかし、釣りスポットとしては有名ではなさそうだ。
海岸付近から見る集落。
ぼちぼち戻ろう。店主が帰ってきているかもしれない。
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お店へ戻ったが、まだ帰ってきていないようだ。途方に暮れること10分程。自転車に乗った初老の男性が現れる。店主に間違いなさそう。
店内も時代を感じさせる「秤」やかつて多くの人が楽しんだであろう激シブの角打ちスペースの名残があり、是非とも撮影をお願しようとしたが、全力で不審がられる。「歴史的価値がありますね!是非撮らせてください!」とか何とか言って、「アヤシイモノデハアリマセン」アピールを試みるも、余計に怪しまれたようだ。完全に墓穴を掘ってしまった模様。
挽回はできなさそうだ。「うちは結構ですわぁ」と遠回しな表現でありながら、表情からは「よそ者が、なんか知らんが怪しいやつや、かかわらんとこ!」という言葉がハッキリと読み取れる。
見事に失敗しました(´∀`)
よって、店内の写真はありません。
店を後にし、ガッカリしながら、もう一度海の方へ。
適当に何枚か撮ってみる。
せっかく来たんだし、ドール撮影でもしようか・・・・。
撮影したものの納得できるものは出来なかった。
前から来たかった場所へ来れただけでも満足しなければな、という気持ちに。
紗那「風が強いですね・・・・・・。」
紗那「こういう日も悪くないですよ。」
ワイ「そやなあ。」
ワイ「日も暮れてきたし、そろそろ戻ろうか・・・・・・・。」
紗那「そうですね・・・。」
以上。
























































































