目標水準の設定3
組織目標が現有能力とかけ離れた高すぎる目標となっており、それをもとに「組織目標に貢献できる水準」として個人の目標水準を設定した場合、当然現有能力とかけ離れた水準になってしまい、業績向上はもちろん、能力向上にも結び付かない目標水準になってしまいます。
高すぎる目標は、ノルマのような「押しつけ」になってしまうので注意が必要です。
また、目標水準を数値化して表現する場合がありますが、「数値」だけが独り歩きしないようにする必要があります。
目的を明確にした上で、「どのような仕事をどのように行うのか」ということが大事であり、それをしっかりおこなったかどうかの判断基準として「数値」を設定するようにすることが望まれます。
「数値」がすべてであり、「数値だけ」が目的にならないように注意が必要です。