業績評価と目標管理の違い2
1950年代に米国のピーター・ドラッカーが提唱したとされる「目標管理」とは、個々の担当者に自らの業務目標を設定、申告させ、その進捗状況を各人が自ら主体的に管理する手法のことです。
本人自らが目標を設定することになっています。
業績評価における目標とは、どの組織でも必ず行っている「誰が何をするか」という業務分担や役割を明確にし、それにプラスして「どこまでするか」というゴールを最初に決めて、「後から計測できる形」で表現したものです。
そして、その業務分担や役割は担当者が自ら決めるのではなく、上司が明確にして要望します。この部分が「目標管理」と違うところです。