能力主義と成果主義
よく成果主義とか能力主義とか言われますが、どう違うのですか?
色々な場面で、色々な使い方をされますが、私は次のように考えています。
1.広義の能力主義
年齢や勤続等で賃金を決める年功制に対して、「能力や成績、取り組み姿勢などを評価し、賃金等処遇に反映させようとする考え方」を、一般に能力主義という。
新聞などでは、職能給、職務給、年俸制など、年功賃金以外のものを総じて、能力主義としているところが多い。
2.能力主義と成果主義
能力主義と成果主義」と分けて考えた場合は、次のようになる。
能力主義
「何ができる」という職務遂行能力を処遇の基本とし、取り組み姿や仕事の結果・成果を加味して、処遇に反映する考え方。
インプット(投入能力、投入努力)とアウトプット(成績)を評価の対象とする。
成果主義
「何をどれだけやったか」という仕事の成果を評価し、処遇に反映する考え方。
アウトプットのみを評価の対象とする。
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