評価基準に体重 | 人事コンサルタントのブログ

評価基準に体重

 サービス業なので、あまり太ったひとだと具合がわるく、太っているかどうかを人事考課の評価基準のひとつにしようと思いますが、問題ないでしょうか。

 

 人事考課は仕事上の行動や成果、また仕事をする上で必要な能力などを評価し、処遇等に活用することをいいます。太っているかどうかを人事考課の項目に入れるのは無理があると思います。

 

逆に、体重などにより処遇に差をつけるようなことは、「間接差別」として法に抵触する恐れがあります。

 

間接差別
  男女で異なる取り扱いをする「直接差別」に対して、一見、性別に関係のない取り扱いであっても、運用した結果、男女のどちらかの性が不利益となる場合を言います。

 

人事考課ではなく、職務適性として仕事の与え方を変更するということは、考えられます。


 例えば、強度などの問題である一定以上の体重だと危険であるという仕事に従事している人が、その体重をオーバーしてしまい、その仕事に従事させるわけには行かないので、他の仕事に従事させる、と言うことは考えられます。

 

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