合作による人事評価【業績評価の基準】
まず、上司が会社の今期の目標や方針とそれをブレークダウンした部署目標を十分に説明することがスタートになる。
その上で、部下各人にどのような仕事をどれだけ行って欲しいかを要望するようにする。
すなわち、役割の明確化である。
役割には、課業と課題がある。これらを分けて設定するとわかりやすくなる。
課業とは、その部署の役割としていつも行っている仕事のことである。
「何を」については、上司が部下に対して今期担当して欲しい仕事を5~10個くらいに分類して業務分担表等を作成することで明確になる。
特に担当替え等がなければ、部下本人に教育目的で自分の課業を洗い出して提出させ、それを修正・追加することで明確にすることができる。
新たに配属になった部下以外については、「合作」という観点からこちらの方法が好ましい。
課題は、組織目標達成のために今期特別に行って欲しい仕事である。
これは、上司の方から担当して欲しい部下に対して具体的に要望することになる。
このように役割として、課業が5~10個程度、課題が0~数個程度明確になったら、この中から重要度と時間的割合の大きいものを5個程度(全体の業務量の80%以上になるように)選び目標項目とする。
この目標項目に選んだ項目については、「何を」「いつまでに、どのレベルまで行うか(ゴール)」を業績評価(目標管理)シートの業務目標の欄に記述する。
必要に応じて、「どのように行うか」も記述するようにする。
注:人事担当者以外の人もわかるように、「人事考課」ではなく「人事評価」と表示しています。