成果主義と能力主義の人事考課
人事考課には色々な考え方がある。最近の傾向を大きく分けると次のようであろう。
成果主義
・ 報酬を決定するために行う。
・ 成果を上げたものとそうでないものと、差をつけてメリハリのある処遇を行う。
・ 教育は自己責任。成果を出せるように自分自身が能力向上を図ることが第一。
・ 成果の出せる人を外部から調達する。
・ フィードバック面接は報酬を決定するための交渉の場。
育成型能力主義
・ 処遇にも活用するが、考課結果を基に、能力活用や育成に活用する。
・ 成果の上げられなかった人の問題点を把握し、指導して全体のレベルを上げる。
・ 本人の努力も大事であるが、組織として上司の指導やOJTを実施する。
・ 成果の出せる人材を内部で育てる。
・ 仕事ぶりを振り返り、育成ポイントを確認する場。
どちらが良いかは、その企業の状況によると思うが、現時点で言えば、新しいIT関連企業などは、成果主義が向いているであろうし、技術の伝承を必要とする製造業は育成型能力主義が向いているようである。