「3つの選択」による人事評価
JK式人事考課制度の内容と評価の仕方を説明します。
JK式人事考課制度の作り方は動画やPDFファイルで紹介していますのでご確認ください。
「3つの選択」による人事考課というのは、良かったこと、悪かったこと、ほめたこと、叱ったことなど考課期間中の出来事に対して、一つひとつ、「行動の選択」「要素の選択」「段階の選択」という3つの判断を行なって、その結果を人事考課につなげるという方法のことです。
「行動の選択」は、その出来事は人事考課の対象に入るかどうかの判断をすることです。基本的には職務活動に限定します。
「要素の選択」は、人事考課の対象に入るとすれば、どの人事考課の項目・要素で評価するかということです。
期待成果なのか、期待行動なのか、勤務態度なのか、あるいは同じ勤務態度の中で、規律性なのか、責任性なのか、の判断をするということです。
このとき注意する点は、後で説明しますが、「ハロー効果」という人事考課エラーに陥らないようにすることです。
「段階の選択」とは、その出来事は、その選択した考課項目・要素でどの評価段階に該当するかの判断をすることです。
5段階評価の真ん中の3をどう考えるかがポイントになります。