人事制度の基本6 | 人事コンサルタントのブログ

人事制度の基本6

 「評価の方法は絶対評価にする。処遇上の評価区分は相対区分にしない。」ためには、人事考課と処遇との連動について、工夫することが必要である。

 

 処遇のための原資はある程度決まっている。それを従業員に配分するわけであるから、「取り合い」の仕組みになるのは当然である。それを、どのように表現するかが大事である。

 
 大企業で取り合う相手が多く、ある一定の水準の高い金額を保証された上で、それ以上の分を「取り合う」のであれば、「取り合い」の仕組みはプラスの働き、やる気にも結びつくが、そうでない場合は、職場風土が悪くなってしまうことが多い。

 

 すなわち、取り合う人数が少なく、相手が同じ職場で働いており、少ない金額を「取り合う」場合は、足の引っ張り合いになってしまうのである。

 

 やはり「取り合い」のイメージをなくすような仕組みに工夫することが必要である。

 

 

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