目標管理制度の位置付け | 人事コンサルタントのブログ

目標管理制度の位置付け

 目標管理制度があろうが無かろうが、各個人は自分の仕事をしっかり行う責任があり、管理者はその仕事の管理を行う役割がある。

 

仕事をしっかり行い管理するためにはその仕事のゴールを明確にする必要がある。ゴールが明確になっていることで、仕事に張り合いができ、また、ゴールに向かわせるための指導や管理ができるわけである。

 

 通常、営業や生産部門などライン部門は売上目標や不良率の低減などゴールが明確になっておりしっかり管理できるようになっているが、管理部門などのスタッフについては、特にゴールを意識せず、仕事を進めているケースがある。

 

ゴールが明確でないので、仕事に張り合いが無く、指導管理も適切にできないということもでてくる。

 
 このようなことが起きないように、目標管理制度を導入するのである。特に、今まで漠然と仕事をしてきたスタッフ部門にこそ目標管理を導入して、ゴールを意識した仕事に切り替えていくことが必要である。

 
「評価のために目標管理を行う」のではなく、「仕事をしっかり行い管理するために目標管理を行う」のであり、その結果を評価にも連動するということなのである。

 
 目標管理は個人が仕事をしっかり行い、仕事の管理をするための一つの手法(方法、手段)である。

 
目標管理の目的は「目標管理を使って、よい仕事を行うようにしよう」ということである。

 

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