人事考課の苦情相談窓口
考課者と被考課者の間で、評価結果や判断材料となった事実認識等にズレがあり折り合いがつかない場合などに対応するための苦情相談(処理)窓口の設置を検討しています。他社の設置状況を教えてください。
財団法人日本人事行政研究所「将来あるべき人事管理を考えるための基礎調査(2009年)」によりますと、人事評価の苦情処理(相談)体制について次のようになっています。
人事部門で対応 77.6%
上司が対応 66.4%
相談窓口の設置 14.4%
企業内オンブズマン 0.8%
労使の苦情処理機関の設置 18.4%
その他 3.2%
特に設けていない 8.0%
(複数回答)
私が関与している企業では、苦情相談に関してはほとんどが人事部門で対応しているようです。
苦情相談で解決できない場合、苦情処理機関として、経営側(人事部門および役員)3名と労働組合3名、それに外部のコンサルタント1名で苦情処理委員会を設置して対応するというケースがあります。
常設の機関として設置しているケースは、人事考課だけでなく、セクハラやコンプライアンスも含めた処理機関になっているようです。
いずれにしましても、人事考課を行う以上は、苦情相談や苦情処理のルールも明確にしておくことが必要です。