時間割引率 | 人事コンサルタントのブログ

時間割引率

 プレジデント(10/5号)に時間割引率の記事があり、喫煙者と禁煙した人のデータを使って説明してあった。自分に当てはまる内容だったので、ビックリした。

 

 期間割引率とは、将来を「割り引く」割合のことで、現在の利得と将来の利得の交換比率を表す。今日の100円と1年後の150円が等価だと考えれば、割引率は50%となる。

 

 ヘビースモーカーの時間割引率は高くて、「1年後にいくらもらえたら今日の100円を我慢できるか」の平均金額が223円であり、生涯非喫煙者は183円となっている。そして、驚くことに、過去喫煙者(禁煙成功者)は158円と一番低いデータになっている。

 

 時間割引率が高い人はせっかちで目先の利得にとらわれやすく、低い人はのんびりしていて、長期的な目で考えるという説明であった。

 

 自分にあてはめてみると、確かに、喫煙していた時はかなりせっかちだったが、禁煙して3年以上経った今はせっかちの部分がかなり減ったように思う。

 

 このようなことは、喫煙だけでなく、肥満や飲酒、商売のあり方(目先の利益だけを求める詐欺的商法など)などにも言えるらしい。

 

 成果主義の失敗も、時間割引率を高く考えたこと(目先の利得を大きく考えたこと)によるのであろう。

  


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