仕事と作業
新入社員研修でいつも「会社に入って作業をするな。仕事をしよう」といっている。
作業は言われてことを言われたとおりに行うこと、そのやり方を覚えてその通りに行うこと。
仕事は目的を考えて、その目的に合うように行うこと。言われたことはもちろんするが、それ以上に目的を考えて行うことが仕事である。
例えば、「この書類コピーとって」といわれて、ただコピーするだけは作業。誰でもできる。作業ロボットであり、代わりはいくらでもいる。その書類の内容をみて、お客様に送るものだとわかった、たまたま汚れがついている。これを修正液で修正してからコピーをとる。これが仕事。
仕事には必ず目的がある。その目的を考えて、その目的に合うようにするのが仕事。そして、仕事をする人は存在感がある。
いなくてはならない人材になる。作業している人は別に誰でもできる。代わりはいくらでもいる。ロボットでもできる。
会社に入るなら、作業ロボットではなく、人間として仕事をして欲しいものだ。