イメージ考課
「これができるから,あれも」と、単純に評価していませんか?
事実に基づいた評価ではなく、想像やイメージで評価してしまう人事考課のエラーのひとつ。
○ よくあるエラーの例
営業部門から若手ナンバーワンといわれたE君が、このほどサービス部門に異動してきた。サービス部門の上司の課長は、「あれほどのキレ者なら能力は高いはずだ」として、今期の能力考課をプラスにつけた。
○ 解説
これは間違い。営業部門で求める能力とサービス部門で求める能力は違う。営業部門の仕事で能力が高くてもサービス部門の仕事ではどうかはわからない。サービス部門の仕事における行動や評価によって評価すべきである。