朝青龍の代弁 | 人事コンサルタントのブログ
2007年08月18日

朝青龍の代弁

テーマ:09 世間の出来事

 私は大相撲に詳しいわけでもなければ、朝青龍のファンでもない。しかし、今回の朝青龍の問題を見ていると朝青龍がかわいそうになってくる。事実に着目し、冷静に判断することが必要ではないだろうか。

 

 朝青龍はルール通りに、診断書を提出し許可を受けてモンゴルに帰った。


 診断書は正式なものである。したがって、仮病といえない。


 朝青龍はモンゴルで休養・静養していたが、子供のチャリティーサッカーに誘われた。


 ファンサービスの一環として、チャリティーサッカーに参加した。


 そのサッカーの中で、ヘディングシュートなど結構機敏な動きをした。


 その動きは、一般素人から見ればハードな動きに見えるが、相撲の立会いと比べると比較にならないほど軽いものである。少なくても朝青龍にとっては、決してハードな動きではなく、ちょっと汗を流した程度のことである。


 マスコミの報道によると、ここまでが今回の朝青龍の行動事実である。この行動のどこに「2場所出場停止」という処分に該当する点があるのであろうか。仮に処分するとすれば、「誤解を与えた」ということで、厳重注意くらいでよいのではないか。


ところが、この後、朝青龍の知らないところで大問題に発展してしまった。


 朝青龍のサッカーしている映像を、その動きから「仮病を使って巡業をサボった、モンゴルに帰った」というようなコメントを添えて何度も放映した。


 視聴者もその動きから仮病のように感じ、「仮病を使った朝青龍は悪い」という思いが大勢を占めた。


 本来はこの時点で、協会が「正式な診断書が出ており決して仮病ではない」と表明し、横綱を「仮病を使った悪者」扱いするマスコミに抗議すべきである。しかし、協会はそれをしなかった。逆に、マスコミと同じように「仮病を使った悪者」扱いする親方のコメントも報道された。


 朝青龍が日本に帰ってきた。その時点では、朝青龍は「仮病を使った悪者」として見られていた。


 「2場所出場停止」や「減給」などの処分が発表された。高砂親方の処分も発表された。


 朝青龍のどのような行動や出来事に対しての処分なのか、明確な説明はなかった。中には、過去の不祥事も含めてというコメントもあったようだ。

 

 この時、なぜチャリティーサッカーに参加したのか、ケガの状況はどうなのかを説明する必要があった。本来は、朝青龍が行うべきであるが、この時点では何を言っても信じてもらえないような状況であったので、高砂親方が朝青龍の代弁をするとよかったと思う。高砂親方は朝青龍を信じて、擁護していれば、展開は違っていただろう。


 高砂親方は朝青龍側に立って朝青龍の代弁をするのでははく、朝青龍と対座して「謝罪会見」を行うように説得していた。


 高砂親方のその後の会見でも、朝青龍を擁護するというスタンスが見られなかった。


 高砂親方が朝青龍を信じてあげて、今回の出来事の事情を聞いて、その状況をしっかり説明すればよかったと思う。仮に自分がマスコミから悪者扱いを受けても、朝青龍を擁護すればよかった。そうすれば、朝青龍も味方がいることに安心して、違った状況になっていたかもしれない。


どんな状況でも、周りに自分を「信じてくれる人」がいることは心強いものである。


まとめ(今回の騒動の原因)

・ 朝青龍のちょっと軽率な行動
・ マスコミの悪意に満ちた報道
・ 協会の事実に基づく対応ではなく、過去のことも含めた感情的な対応
・ 愛弟子を擁護するよりは、自己保身を優先した高砂親方の対応


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