地域間の賃金格差 | 人事コンサルタントのブログ

地域間の賃金格差

 2月9日に発表した厚生労働省の賃金構造基本統計調査(06年速報)によると、平均月収(残業代を除く)が最も高いのは東京都で37万5000円(前年より4900円アップ)、最も低いのは青森県で22万1700円(前年より1100円ダウン)ということである。

 

 前年より上昇したのは、東京や神奈川(33万2500円)、愛知(31万2700円)など大都市圏を中心に24自治体、低下したのは青森や沖縄(22万2600円)、岩手(23万5800円)など23自治体であった。(都道府県単位)


 景気回復といわれているが、地域間の賃金格差が拡大しているということが明確になった。


 ちなみに、消費者物価指数は、全国平均を100とした場合、東京都区内、横浜市は110前後、名古屋市104、青森市 102、盛岡市102、那覇市97(市単位、平成16年総務省統計局調査)となっている。