D 禁煙と人生観 | ただジイの独り言(旧:人事コンサルタントのブログ)

D 禁煙と人生観

 ある本に「自分でできないと思っていたことができると、その後の人生観が変わってくる」と書いてあった。何か宗教に関する本だったと思うが、題名までは覚えていない。

 宗教ではないが、私にとってできないと思っていたこと「禁煙」を、今も継続していることで少し人生観が変わってきたような気がする。

 

 つい1年ほど前まで、私は禁煙をしようと思わなかったし、タバコを吸わない生活など考えたこともなかった。20歳からタバコを吸い始めて、30年以上、ロングピース、缶ピース、セブンスター、マイルドセブンと銘柄こそ変えたものの、ずっとタバコを吸ってきた。妻や子供に批判されても、タバコだけは譲らなかった。


 心の片隅には「タバコを止めた方がよい」という考えがあったかもしれないが、「どうせ自分は止められない」「止めるためにつらい思いをするのは嫌だ」という気持ちの方が強く、「タバコを止めよう」という気持ちすら出てこなかった。


 ところが、ふとしたキッカケで「タバコを吸わなくなって」もう7ヶ月が経つ。タバコをやめたことで、まるで別人のように生活様式や考え方が変わってきた。

 

 その変化の一部は
・ 晩酌の量が減った。飲まない日もある。今まではビール・チューハイ・水割りを毎日飲んできた。
・ 寝る前のストレッチが継続できるようになった。今までは最初だけ張り切ってすぐに挫折した。
・ 音楽をよく聞くようになった。今までは音楽には興味がなかった。全く聞かなかった。
・ 仕事以外の本をよく読むようになった。今までは仕事の関する本が中心だった。
・ 明日でもいいことは今日しなくなった。今までは先取り先取りで仕事を進めていた。
・ せっかち人間からのんびり人間に変わったような気がする。


 喫煙している人が「タバコを吸わない」ということは、ただ単に「喫煙による健康被害を避ける」という点だけでなく、できないと思っていることを実行した「新しい自分に出会えること」でもあるのではないだろうか。