◇ 職業としてのパチンコ
通勤途中に大きなパチンコ屋さんの前を通ったら、10人くらいの人が入り口に待っていた。朝の8時過ぎなのに、確か開店は午前10時のはず、新装開店でもないのに、こんな早くからと思っていたら、駐車場に車が続々入っていく。
関係者に聞いてみると、最近リストラの関係でにわかパチプロ(パチンコの稼ぎで生活する人)が増えているという。もしかして、リストラになった人がいつも通りパチンコ屋さんに出勤しているのでは、・・・。
そこで、職業としてのパチンコを考えてみることにした。
パチプロは完全に自己責任の世界である。誰も助けてくれない。自分で稼がないと1円の収入もない。
会社生活では会社に出勤するだけで収入は保証されたが、パチプロはパチンコ屋さんにいるだけでは一銭にもならない。
会社生活では仕事ができなくても、賞与などで減額されることはあっても、会社にお金を支払うことはない。しかし、パチプロは下手をすると、支払いの方が多くなってしまう。まさに、個人事業家であり、創業を毎日繰り返しているようなものである。
そして、パチプロは毎日結果が求められる。今日よく出る台であっても、明日はわからない。毎日が新規獲得である。このような環境で収入を得ようとするためには、かなりの精神力が必要である。
長い会社生活で依存体質が身についてしまった人には、半年くらいであればちょうどよい「精神鍛錬」かも知れない。
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