● 中国での人事考課 | ただジイの独り言(旧:人事コンサルタントのブログ)

● 中国での人事考課

 中国の元国営企業に赴任して2ヶ月になります。従来人事考課制度などなかったので、新しく作ることになりました。初歩的な目標管理制度を提案しましたが、彼ら(中国人の社員)が出してきた案は、部門同士が査定し合うという案でした(組織単位の考課!)。報告提出が遅れたら1点減点、タイミングを失した処理は3点減点etc。
 日本在職時代、このような思想の考課システムは聞いたことがありません。一体このような考課システムが存在しうるのでしょうか。(素人目で、担当者は研究もせず、我流のアイデアを出してきただけと見えるのですが・・、論破する自信はありません。言葉がうまく通じない問題もあって)。


 部門間でチェックしあうということは、業務の改善を行うという点では、よいことだと思いますが、人事考課に連動する(お金に連動)ようにすると他部門のあら捜しになったり、部門間対立を生んだり、全体最適ではなく、部門最適の考え方で仕事を進めてしまったりと悪影響が出てくると思います。


 また、評価制度の作り始める段階から、「他人の問題点を指摘する」という考え方になっているのが心配です。また、減点主義的な発想も問題があると思います。


他人 → 本人・自分
減点 → 加点


と発想で考えてみたらどうでしょう。

 社員の方に、自分たちが、どのように仕事をしたら、プラス1点とか3点とかになるのか、の基準を作ってもらうようにするとよいと思いますよ。

 日本でも、同じような発想で人事制度を作っている企業はたくさんあります。特に、公務員的なところは多いです。

 異国の地で大変でしょうが、頑張ってください。

(中国での実情に詳しくないので、日本的な発想でしかお答えできません。申し訳ございません。)