★ 新会社の基本給 | ただジイの独り言(旧:人事コンサルタントのブログ)

★ 新会社の基本給

  新しく会社を作るのですが、社員の基本給設定で悩んでいます。
(例えば1)同じ能力の20歳と50歳の給料が、大幅に年令給で差がつかないように(多少はいたしかたないが)、極力、職能給、成績給(成績、勤怠状況、勤務態度)等を給料に大幅に反映させるシステムにしたいのですが。
(例えば2)18でも50でも仕事できない者は給料が少なくできる者は多く。
 何か良い案、良い例等があればお教え下さい。

 新規に会社を設立されるのであれば、過去のしがらみや既得権がないため、どのような賃金体系でもできます。
 賃金には「労働対価の原則」と「生活保障の原則」があります。
生活保障の原則については、年齢給または基礎給+家族手当で対応するとよいと思います。
労働対価の原則については、同一価値労働同一賃金という意味で、これからのことを考えると職能給ではなく職務給がよいと思います。
個人の能力ではなくて、行っている仕事で賃金を決めるという意味です。

 それから、その仕事の成果に対して、賞与で反映するのもいいですし賃金に反映したのであれば、成績給というのを入れるとよいと思います。成績給は毎年の評価によりアップダウンする賃金項目です。そう考えると
 基本給=基礎給(年齢給)+職務給+成績給
のような、賃金構成になります。

 例えば
 基礎給は10万円固定。
年齢給を採用するのであれば、18歳10万円1歳ごとに1,000円上昇して40歳でストップ。これで22000円の格差がつきます。
 職務給はその職務の価値の応じて金額を設定する。ある程度幅を持たせて設定します。定型作業の場合は2万から4万円、指導監督業務であれば4万円から7万円という風に設定します。ポイントは上限をしっかり決めるということです。
その仕事をしている限り、ある一定水準以上上昇しないということです。
 成績給はS=20000円、A=15000、B=10000、C=5000 D=0
とあらかじめ設定しておき、評価によってアップダウンするようにします。前年の金額に上乗せするのではなく、毎回新たに設定するということです。(洗い替え方式といいます)
 このような形にすれば、ご要望にそった賃金体系になると思います。
最近はこのような体系が増えています。

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