ご機嫌いかがでしょうか?一気に冬がやって参りまして冷えますねぇ。
さて今回は先日友人に誘われましたハロウィンパーティの模様をお話しようかと思います。
前回あたりも書きましたようにやはりハロウィンの仮装は面白くなくてはいけません、みんなが楽しくなるようなアイデアをひねり出してこそハロウィンの醍醐味かと私思っております。しかし今回私急にお呼ばれしたものですからなんの用意もございませんでとりあえずスーツ姿にて電車に飛び乗り現地に向かいました。土嚢の袋か麻袋でもあればこのままの格好で顔に被りバットマン ダークナイトシリーズのスケアクロウにでもなろうかと思ったのですがあいにくそのようなものはホームセンターあたりにしか用意がないと思い断念し現地までの電車の中何も思い浮かばず用意周到でない自分を責めておりました。しかし伝説の傭兵は私にこう教えてくれました「すべては現地調達だ」と、現地に到着するなり東急ハンズへ一目散。
駅前辺りはすごいのがいっぱいいました、血だらけの白衣を着た男に下着丸見えの白雪姫。
横断歩道を渡る一瞬だけパンツをチラ見してハンズへ一目散。
もう一瞬だけ白雪姫のパンツチラ見してハンズへ一目散。
だいたいそうなのですがハンズで販売されているグッズはコンプリートのものが多いのです、どういうことかと申しますと手を加えなくとも出来上がっているマスクや衣装。本気を求めている私ですが背に腹変えられず白いマスクを購入いたしました、ありがたいことです。

パーティともなるとお酒など飲食も嗜みますので少し口の開いたこのマスクを用意いたしましてこの開口部にストローを差し込み飲み物をいただくのですがこれが非常に酔うのでございます、しかしこれはこのマスクを選んだ私の道でございますので甘んじて受けなければいけないのです。
普段の倍は酔いがまわってきまして良い心持ちになりましたのでダンスフロアーへと移動いたしますと仮装している者とそうでない者の差歴然と言った具合、私も人の事を決して言えない身分ではございますがとてもシケております。
糸井重里氏にそっくりなだけの普通の中年やら年中スポーツジャージの中年男にやはり年中ゴシックな中年女性...お馴染みな顔ぶれのそれらは普段見てもそのセンスのなさにゾッとするのに何故ハロウィンパーティの夜にまでその成りなのか悪の組織ショッカーにでも依頼して脳みその構造を調べてもらいたいくらいでございます。
いずれこの事は別の機会にお話しようとは思いますがパーティですよ?
わかります?パーティですよ?
そんな万年変わらぬ衣装で恥ずかしくないのでしょうか?
主催者に失礼ではないですか?
園遊会に呼ばれてもその格好を貫けるポリシーでもあるならば別の話ですが。
ド素人でもない(はずの)クラバー気取りがそんな事だからこの街の経済など潤うはずもありません。
さてそれらも私に気づかないのか無視しているのかチラチラとは視線を向けてくるも挨拶もないので眼中から抹消し他を見渡しますとそこにすごいのが!

顔面ドクロとピーターパン。
この顔面ドクロは私「妖怪下痢乙女」と名付けることにいたしました、深い意味はございませんただの思いつきでございます。大人になりきれないピーターパンもかわいいですねぇ、ドラッグのやり方はおろか酒の飲み方もまだ知らないといったウブな感じです、でも選挙権もあれば避妊の仕方も知っている感じのまさにピーターパン。悪くないですね、次に生まれ変わる事が出来たら私もピーターパンになりたいものです。
さらに!

ポカホンタスやシスターにメイドやアリスに囲まれているところをフォーカスされました。
非常に良い状態でございます、私このように可愛い女性に囲まれると顔がニヤけるのですが白面で全くバレていません。彼女たちはきっと私をディカプリオの仮面の男くらいに思ってくれているでしょう、三銃士に見つかれば殺されそうなくらい非常に罪深い事ですがうれしいことです。アーメンオーメン白い面。
興奮してしまったのでクールダウンしようと私バーカウンターへまいりますと居ました!カッパ!!!これはカッパの仮装なのか本当のカッパなのかよくわかりませんがカッパでした。スエた臭いがいつも強烈です発情期を迎える為なのか確かな事は定かではありませんがカッパの最盛期夏場などたまったものではありません、お洒落やトレンド以前の話です。カッパの体臭なのでしょうか?更に脱ぐとハゲもとい皿が露呈するのを隠すかのように被られたそれのシンボルマークとも言うべきハンチング帽は何とも岸辺シロー氏を彷彿いたします。故に私どもの世代は
岸辺シロー=沙悟浄=カッパ
というイメージを持ってしまうのではないかと思います。
もちろんこのカッパでは三蔵法師のお伴など勤まるはずもないでしょうが...。迷惑妖怪でありながら憚りも持たず自分は二枚目だと思っているずいぶんと勘違いをした頭の中はまさに廃墟のハゲでございます。♫一羽のは~げ~が~と思わず世代でもないGSを唄いたくなってしまいます。
それでもこのカッパ一応DJをしておりまして夜な夜な若い娘や世間知らずのアホな若者を誑かし近くに住む村人や商人たちが困り果てているという話をよく耳にします、いつか徳の高い旅の僧がこの村を通りがかった折にでもその法力を以て退治してくれるでしょう。不肖私も何度となく若い娘をカッパのねばっこい魔の手から救ったことがございますが未だ退治に至った事はございません。私も妖怪ですが私は女性を誑かしたりいたしません、天狗が女性を誑かしていると言っているような輩はずいぶんモテない嫉妬心の深い者です何故なら誑かしているように見えているそれは彼女らが自ら我が術中に陥っている姿だからでございます、「テングさん、私に天狗倒しの術をか け て...♡」とか「私に出して、ジンツウリキ」と術を向こうからかけてくれと求められたり言わんばかりのモーションをかけられ特に断る理由もない場合私もかけるしかございません、ここで術を逆に出さなければ日本妖怪の名折れでございます。妖怪の名を自称であれ他推であれ冠している以上このくらいの自尊心は心得ていて欲しいものでございます。
長くなりそうなのでこのカッパ話もいずれ別の機会にて講釈いたしたいとぞんじます。
話は幾分逸れてしまいましたがこの夜のパーティは楽しいものでした、私は当時月に何度かのパーティを企画しDJを集めパーティを開いていました。現役を離れ各地を旅し元いた土地を客観的に見つめ直す事によって色々なものが見えてまいります。それは懐かしさであったり物足りなさであったり楽しさであったり不満であったり、これらを次の世代の人たちがどのように変えていくのか?私にとって年寄りに現場で口出しされる程嫌な事はなかったので何も言わず見守る事にします、もし請われても答えたくありません、Never say never againと申しますのでしょうか。任せましょう、このまま廃れていくのも栄えていくのも彼ら次第なのですから。