私の就活は3つの時期に分かれます。
2年の2月~3年の9月はインターンに走り回りました。
10月~1月はいわゆる「格好いい会社」を受けまくりました。
2月~4年の4月は頭に汗をかいて考えました。
2年の12月、駒場祭&TNKの仕事が終わった後、1月以降の活動として五月祭とインターンを考えました。
というのも両方共通の先輩からワークスのインターンを受けた話を聞いて行って見ようと思ったからです。
1日1万という金に釣られたというのが本音です。あと、インターンをしたかったから。
2月に選考を受けてあっさりと受かりました。
選考というのがどういうモノかよく分かってなかったので、受かったことがどれだけありがたいかわかんなかったです。
同時に2年の6月からやってたバイトをやめました。流石に両立はきつい。
3月の平日いっぱい、19日間がワークスのインターンです。
ひたすら考えて考えて考え抜くものです。今までの人生で一番頭を絞りました(1年後、この記録は更新されます)。
ワークのロジックを考え抜いて、ある程度作りこんだところでワークはストップ。プレゼンに力を入れたことが評価されたようでAパス獲得。
当時はAパス獲得者にはノーパソが1台貰えました。デル10万程度。
今はAパスの人は社長とお食事会らしいですね。
デルは売却し、レッツノートへと姿を変えました。
一番印象に残っているのは、帰社後にアパート近くのヴェローチェに行き、頭を抱えてワークを考えたことですね。
ワークスで得たものはまさに考え抜く経験。
これは自己分析で考え抜く経験のまさに予行演習になりました。
考え抜けば必ずブレイクスルーがある。その成功体験がここであったからこそ自己分析も途中でやめずにやりぬけた。
そんな格好いいことを言ってみんとす。
さて、新学期が始まったら五月祭が近づいてしばらく就活関係はなし。
五月祭終了直後に生協とマイナビが組んでやった「東大生向けインターンシップフェア」。
秋葉であったこれに出たのが就活の正式なスタートかも。
そうそう、「東大生向けのイベントとかあるんですか」と聞かれたことがあります。
「あります」
でも「この雑誌を読んだ方だけのプレゼント!」という広告と一緒です。
あのフェア、今年は5月末にやったみたいですね。
年々早くなるなー。
あそこにいた企業にはだいぶ叩きのめされたものです。
で、とりあえずうれしがってパンフとか集める訳ですね。
これから就活が終わるまでに棚が1段埋まるほどもらうのも知らずにw
「最近流行の外資系企業など見学してみんとす」
というわけで外資系企業のインターンにエントリーしました。
見学はいいんだけど、その後よく考えずに流されると悲劇が待ってるわけですねー。
同時に、以前から紹介してもらってた運用機関に1週間のインターン。
外資系のファンド会社です。
でも現場では何も教えてくれない。
「あんた大人でしょ。わかんないことは聞きなさい」ってな感じ。
マストなのは朝のミーティング傍聴と週末の推奨銘柄発表だけ。
後はファンドマネジャーに頼み込んで会議を見せてもらうとか。
で、仕方なくパソコンに向かって推奨銘柄を考えた。
これがいけなかった。ナニが仕方なく、だよ! それじゃ自宅と何が違うのかとwww
日和りまくった末、推奨銘柄発表でも反応ダダ悪。
このままでは帰れないと思い切って隣の席の人に発表の感想を聞いてみた。
辛口のコメントがきっちり帰ってきた。
発表した銘柄の担当のマネジャーの話も伺った。
親切なアドバイスが帰ってきた。
つまり私がバカだったと。
ヒヨヒヨな自分を大いに反省したのでした。
それを最大の収穫に、1週間のインターンは終わりました。
この経験はこの後、大いに効いてきます。
で、インターンシップフェア後の選考の話。
面白そうだなとマクドを受けてみた。
きっぱりと落ちましたとも。
よっぽどむいてなかったと思われたんでしょうな。
来てた人は飲食系のバイトしてる人多そうだったし。マクドのバイトしてる人もいたみたいだし。
と思ったら外資系証券会社1社のインターンに受かった。
授業で習った企業金融が面白かったので、証券会社を覗いてみるのもいいなと参加することにしたのです。
7月末、ゼミ合宿を欠席して外銀のインターンに望みました。
期間は2週間。朝7時半集合で9時ごろまで内容のある濃いものでした。
あらゆる部署の社員さんを投入し、ふんだんに時間を割いてくれました。
機会費用を考えると莫大な金をかけたインターンでした。
内容は①デスクローテーション②レクチャー③グループワーク④レクリエーション
でした。
①デスクローテーション
2人1組でイスを持って日ごとに様々な部署をまわり、社員さんの横について仕事について伺います。
インターンの期間は株価が急降下した時期だったので、トレーダーは大変そうでした。
質問をひねり出すのに困っていると「君、この部署に興味ないでしょ」と看破されたり、部署と全く関係ない為替の基礎について教わったりすることもありました。
②レクチャー
部署ごとに社員さんが出てきて、インターン生が会議室に集められてレクチャーを受けます。
これが眠いのなんのって。
「寝たら減点ですよー」と人事の方が釘を刺すので皆必死でおきてるんだけどもいつの間にかみんな船を漕ぎ出す始末ww
何人ものインターン生が伝説を作りました。
③グループワーク
3人1組で1部署に預けられます。equity tradingに3名、bond salesに3名といった感じです。
私はASSG、戦略投資部という部署に預けられました。自己勘定投資をやる部署です。
部署ごとにインターン生を選んで全体ですり合わせているようでした。
いかにも部署に向いているインターン生もいました。
部署にはrecruiting headという世話役の社員さんがいて、2週間で課題を与えられ、面倒を見てもらいながらこなして発表します。
課題は業務密接のことが多かったです。トレーディングシステム開発や新規の営業提案など。
私のグループは簡単な企業価値評価をやりました。
④レクリエーション
昼食や夕食がセッティングされたり、ボーリング大会、お料理教室といったイベントが用意されています。
特にお料理教室は昨年から始まった企画で、秀逸でした。
社員さんとインターン生がグループごとに分かれ、説明を受けた料理を作ります。
社員さんは何でも器用で、テキパキとしていてビックリしました。
「隣のグループより早く作ろう!」といってグループ一丸になったときはさすがと思いましたww
こういうオフィシャルのコンテンツ以外に、何が得られるかはその日と次第。
大抵、オフィシャルのコンテンツで社員さんと親しくなり、ご飯をおごってもらいながら話を聞かせてもらいます。
そのため、インターン生は社員さんの名刺集め、挨拶、訪問に必死になります。
それにどれくらい命を賭けるかはインターン生によりましたが、多かれ少なかれみんなやってました。
セールス部門のインターン生はやはりそういうのが多かった気がしますww
大学生が必死にアポを取って、笑顔を浮かべ、相槌を打ち、話を聞く姿は社員さんにどう写ったんでしょうね。
こういうことが就活で要求されるのはたぶん外銀くらいですが、社会人の姿はこういうものなのでしょうか。
人にゴマをするとか、愛想笑いを浮かべるとか、そういうことがキライな「純な人」が多い学校という世界に生きてきて、このインターンに飛び込むと、社会と学校がいかに違うかを垣間見る気がします。
「世間は渡るものじゃありません」といった高校の先生の言葉を思い出しながら「思えば遠くに来たもんだ」と思ったもんです。
人とうまくやっていくこと、抜け目なく立ち回ること、そういうことに抵抗感が全くなくて、しかもうまい人が集まってましたねー。
いや、いい意味で。
証券業界に行った人も私のように違う道に進んだ人もいますが、今でもいい友達だと思ってます。
そうそう、良く聞かれるのが「外資のインターンは採用に繋がっているのか」ですね。
答えは「その人次第」です。
私の行ったインターンは「会社のPR目的。採用一切なし」を謳ってました。
一部採用直結なインターンをしてた外銀もありましたが、最近景気が悪いのでそこまで露骨なのはないのでは。
…でも。っていうワケですw
莫大な金を投じて優秀な学生を集めて、会社のことを裏まで見せて。
その過程で社員さんもインターン生をまじまじと観察する訳です。
12時間以上会社にいることを2週間も続けていれば面接を数回するくらいの観察はできます。
だ か ら
優秀だと思われれば本採用の面接はある程度スムーズに進みます。
ダメポだと思われれば最初から扉は閉まります。
優秀な学生を逃したくないのは企業の本音でしょう☆
私がどうなったかは12月辺りの記述で書きます。
ということで辛く楽しい2週間を潜り抜けました。
終了1週間後、三井物産のワンデーインターンに行きました。
そこで「我々は社会貢献のために仕事をしています」と社員さんがいうのを聞いて外銀とのあまりの違いに卒倒しそうになりました。
やっぱり証券、しかも外資にいる人と商社にいる人はぜんぜん違います。
そんな基本的かつ大切なことを思い知ったインターンでした。
9月に入ってからは2つの活動に忙殺されました。
P&GインターンとShare Projectです。
P&Gは知る人ぞ知るインターンです。
上り詰めれば採用まで繋がっていることから有名です。
昨年度は「ビジネススクール」と題して、戦略策定についての講義、ワーク形式でした。
3回の勝ち抜き戦になっており、1st、2nd、finalの3回でだんだんと高度なことをやっていきます。
P&Gは多くの消費財ブランドを持ち、マーケティング担当者がブランドの経営に責任を負う「ブランドマネジメント制」を採用しています。
部署ごとにインターンのカリキュラムが2ndステージから別れ、マーケティング、ファイナンス、コンシューマーなんとかの3つのコースへ進みます。
ワークは膨大な資料を見ながらブランド経営の意思決定をするもので、部署ごとに切り口が違います。
以後参加したどのコンサルのインターンよりも戦略策定について深く知ることができました。
非常に完成度の高いインターンです。
最終ステージまで行ったんですが、特にお呼びがかからず。
そりゃお題が「化粧品ブランドの経営戦略」で、グループ5名が男しかいなけりゃハンデありすぎやっちゅーねん!
いい経験をして帰ってきました。
同時に参加していたShare Projectは金融を学ぼうという学生の勉強会です。
数年間の歴史のあるものらしいです。
アントレ道場で大変お世話になった先輩2名が以前参加されていたので、勢い込んで参加しました。
コースが2つあり、IBコースではM&Aについて、AMコースではファンド運用について学び、グループワークをします。
初回に最終課題が発表され、勉強会数回を通じて得た知識と各人の力を結集して、1番のグループを選びます。
私はどっちのコースでもいいやと思って希望なしで出したところ、AMコースになりました。
お題は「ファンドを設計して、銘柄を選んで発表せよ」とのことでした。
勉強会ではたいしたことは教えてくれません。
むしろ、レクチャーが終わった後、講師の方にグループワークについて質問をするべし!聞くべし!というのが鉄則でした。
グループの中で株式投資の経験のある人がいたこともあり、途中までは存在感を主張しなかったのですが。
いよいよやばくなったので仕方なく介入。
リミットまでのタスク割り出し、割り振り。会議の仕切り。
これを最初からやっていたらどれほど完成度が上がったかと大幅後悔。
6週間ほどかけてやる作業を半分ほどの時間に詰め込みました。
ファンドのコンセプトが良かったので、だいぶ助けられました。
ただ、最初ダメダメだった班が盛り返して大差で1位になったので、やはり最初のコンセプトに甘えていたようです。
尊敬する先輩は「キモイ」といわれるほどの完成度とプレゼンテクにより講師に大絶賛を浴びたようですが、そうも行きませんでした。
総合では5位までの入賞もならず。審査員賞では1社の選考で2位になったのが最高でした。
時間があればバックテストやバリュエーションなどいろいろできたのですが。残念。
そんな後悔を心に抱きながら夏休みが過ぎ去りました。
いよいよ時期は10月。コンサルを筆頭に本選考が始まる時期です。
いざ! 外資本選考!