にきびとはいえ、バランスの崩れがおおもとなら、塗って直そうとするのはマッチポンプなやり方だ。


紫雲膏が効くのは傷の治りをよくすることだから、 からだがもたもたしながらにきびを治し、時には長期間傷跡を残したままのところを修復しようとし出来の悪い治りの所を内側から傷にならないぐらいにちょっとこわしなおしてきれいにしていくのを、ちょっと手伝うくらいのことしか出来ない。

そういうときは、にきび跡ばかりに目をやらず、からだのゆがみを見極めるヒントになる苦痛には感じていない異常を探さなければならない。

にきび跡に目が行って見逃しているおおもとを元にもどすための漢方薬を服用することが早道になる。


紫雲膏は、ぼこぼこもとの形を忘れて増える(体が増やす)疣や魚の目に、外から貼ってつるんときれいにもとにもどさせる力があるから、内の力を支えながらだと良く効く事だろうと思う。

内の力を支えてやりさえすれば、何も赤くて臭い紫雲膏を使わなくとも構わないとも思う。


いっそ、でこぼこの表面をからだに認識させないで内からの修復をそのでこぼこに合わせさせないとかいう、人工皮膚クリームが良いのかもしれない。ちょっと手に入ったら古傷跡で試してみようと思っている。



折角だから、ヒットしながら内容が無かった検索項目に少しは関わりのあることをかくことにして、昨日に引き続きこんな事を書いた。