猫には要らないけど、人間は毎日豆を食べたい。豆製品を食べたい。

好き嫌いでなくバランスのよい食事には欠かせない。

手間をかけて料理をしなければ、煮豆は味が濃い。市販品はほんのちょっとご飯のあてに食べるには美味しいけれど、しっかり食べてああ美味しかったな味ではない。

おからの分はともかくとして、1パック食べ切りの充填豆腐はその点、塩分フリーでロングライフな、買い置きに適した良い食材だ。

同居人は毎日だって奴で食べる。


毎日食べたい!豆腐料理
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株式会社 ビーケーワン


豆腐でおうちゃくダイエット―シンプル・マクロビオティック
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豆腐は熱をかけて作るので、十分衛生的に充填されていれば長持ちする。

衛生管理の行き届いた製品なら、賞味期限を一ヶ月越えても傷んではこないし、冷蔵が保存条件であっても、室温でほったらかしにしても不安は無い。

雑菌が混じっていなければ、腐りようがないからだ。

衛生管理がその日の作り手によって変わってしまうような小規模な施設であったなら、この安全は少々怪しくなる。

また設備は整っていても、工程の手抜きがあるならやっぱり怪しくなる。

怪しくなっても、賞味期限は十分すぎる余裕があるし、保存条件をちゃんと満たせば、問題はまず表には出ない。

製造場所の良し悪しは、賞味期限を越えてからわかるし、保存条件をはずしてみてわかる。

先ず問題は表に出ないものだが、たまには賞味期限を過ぎないうちに傷んだりしてクレームがつく。

2週間あった賞味期限まで2日を残して、豆腐が傷んだ。

豆腐から水が凍みだし、味は変わっていた。

賞味期限前のこと、連絡をすると対応も良く代わりの品もすぐに送ってくれた。

さて・・・

しかしながら、工程に振れ幅のある場合は、なかなかそれは改善されないだろう。

注意は、よりいっそうされるだろうけれど、手抜きは心を引き締めてしなくなるだろう、そしてクレームがつくことは、きっとまた長いことないだろう。けれど、設備に新たなお金をかけることは、そう急にはできるはずはない。

それができるまでは、注意に注意を重ねようと誠意を尽くしてくれることだろう。

ここの豆腐はちょっと信頼できないとは言えない。早速送ってくれたのだから、クレームをつける前に仕込んだ真新しいものを送ってくれたのだろうから、ええっと・・・この製品については改善は期待できない。けれど、今後についてはわからないのだから信頼できないとは言えない。それでは困る!とも思ってはいない。美味しいがいちばんで、まあそれだけでよい。しかし充填豆腐とは、本来、ちゃんと作られていれば賞味期限なんて関係ないほどロングライフなものだ。

同じような豆腐でも賞味期限を越えて1ヶ月たっても、安心して食べられるものもある。

室温でも平気なものもある。

こういった製品を作っている製造所は、きっとしっかりとしているのであろう。

値段と包装単位で選んで、そう気にすることなくこれまで食べてきた充填豆腐は、そのようなしっかりしたものだった。

冷蔵庫から取り出して平気で弁当として持ち運べる手軽さがあった。

だから、せっかくだから紹介しておこうかな。

今、たいてい買い置きしてあるものは、

株式会社 京都タンパク  製造の 「京禅庵 有機京都きぬ 3個入り」

豆の旨味がギュッと詰まった昔ながらの本物の豆腐です。

有機栽培大豆 にがり100% 高濃度豆乳

消泡剤は使用しておりません。遺伝子組み換え大豆は使用しておりません。

と書かれている。

そんなことは、それぞれ食べる人が気にしたらよい。

今日、同居人が美味しく食べたその豆腐は、賞味期限2006.09.30 のもので、同じく明日もそれを食べる予定ということだ。

ついつい足のはやい食材を消費するのに気をとられはや一ヶ月近く期限を切っている。

安心できるから、同居人は頓着無く、豆腐が目玉の日にどっさりと買い込んでいる。

他の会社のものも同様に安全安心なものがあるが、今日のところは買い置きがない。


お取り寄せならこんなのがあるみたい。賞味期限は14日あるから、充填豆腐のようです。

〔成城あんや〕「みつ豆腐」(四個入り)
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