薬のこと | 直腸がんなど

直腸がんなど

2015年、直腸がん(ステージⅢb)と診断。術前化学放射線療法の後、切除手術をし、一時人工肛門でしたが閉鎖しました。治療は終了。2024年現在、再発なし。

今日は、今処方されている薬についての話ですが、排便障害についても触れています。








◎抗がん剤関係


ゼローダ・朝夕5錠づつ。14日続けて、7日休薬する抗がん剤。

ピドキサール錠・毎食後1錠。炎症や貧血を改善するビタミン剤。

ウレパールクリーム・塗り薬。乾燥を防ぎ、皮膚を柔らかくする。



◎消化器関係


ロペラミド塩酸塩・朝夕2錠づつ。下痢止め。

コロネル錠・毎食後1錠。下痢・便秘などの症状改善。

ランソプラゾールOD錠・朝のみ1錠。胃酸の分泌を抑える。

ビオスリー配合錠・毎食後1錠。整腸剤。



全部飲むと、朝は6種類になります。結構な量です。


このうち、ロペラミド塩酸塩(ロペミン)は、最近は飲んだり飲まなかったりです。


ロペミンは、人工肛門閉鎖の術後、まだ入院中に1錠から始めました。


入院中はトイレの回数がものすごかったので、すぐに2錠に増えました。


でも、しばらくは全く効いている感じがしませんでした。


最近、ラブレを飲みはじめてから、このロペミンがよく効くような気がします。


ちょっと緩い便が続く時は、ロペミンを飲み、硬い便が続く時は、ロペミンを止める。


それで、ある程度は調整できている気がします。


インターネットで検索すると、薬に頼らない方がいいという意見も見かけるので、悩ましいところですが、下痢便の時は、今のところ、ロペミンに頼らないと日常生活が送れません。


食生活の管理のみで、薬なしでやっていけるのが理想なのでしょうが、まだまだ私は薬なしでは不安です。


最近のパターンとして、夜中は大丈夫で、午前中に排便が集中している事が多いです。


それも日により、だらだらと続く日もあり、そんな日はロペミンを飲むか飲まないか迷います。


午前中に集中しているのは改善の兆しの様ではありますが、午前中、特に朝は家のトイレが混むので、間にあわず、家の中なのに粗相、なんていう事はザラにあります。


もう完全に開き直らないとやっていけません。


家にいるのに、紙オムツにパッド生活です。


入院中を思えば改善はしてきているので、もうひと押し、解決策はないかと、ネットで検索しますが、特別な解決法はやはり無いですよね。


生活のパターンや食生活も人それぞれですもんね。


今のところ、抗がん剤の副作用は特に強くなく、指先に茶色いシミが少しできたことと、左手の人差し指の先が妙に痛いくらいで済んでいるのがまだ救いな日々です。


いろいろと情けない日々ですが、前回の記事ほどは落ち込んでいません。


今とは別のヨーグルトを試してみようかな、とか、調子のいい日は少し出かける範囲を広げようかな、とか、一応、前向きに過ごしています!



※もし、閉鎖手術前の方で、このブログを読まれた方が居られたら、びっくりされるかもしれませんが、あくまで私の場合です。


ネットで調べる限り、私は結構重症な部類だと思います。私とは真逆で、術後すぐから、いきなり便秘パターンという方もいらっしゃるみたいです。なので、私は便秘薬を処方されていませんが、便秘薬を処方されている方の方が多いかもしれません。※