「ちびさんがいなくなった!」 | 奇妙で愉快な家族

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発達障害の長女じゅーちゃ、東京で働く息子、未婚の母になることをあえて選び看護師として働くシンママのちびさんと3人の母の私のブログです。時々認知症毒親のグチもあり。最近は孫のナッツちゃんも!
よろしくお願いします。

妹から電話がありました。


「お母さんが電話してきて意味不明なこと言ってる」


と。


よくよく聞くと、母は妹に


・3日前からちびさんが泊まりに来てる


・体操に行かなきゃいけないのでちびさんと犬に留守番させてでかけた


・帰ったらちびさんがいなくなってる!


・誘拐されたに違いない


・あんた(妹)んちに帰ってないか?


・押入れの中やタンスや引き出しの中まで探したけどいない



と言ってきたそう。



ちょいちょいちょい!



ちびさんはどんだけ小さいんだ?


しかも、妹んちに帰るとはいかに?

うちの子だが?



母はレビー小体型認知症なので幻視があるのですが、大好きなじゅーちゃなんて話題にすら出ず、ちびさんのことばかり。


そういえばこないだの「犬を連れて来た」というのもちびさんだったよね。


私のことも当然忘れて、ちびさんは母のところにしばらくいたそうです(妄想で)。




ちょっと疑問に思ったんで妹に


「それでお母さんはちびさんのこと何歳だと思ってる感じだった?」


と聞いてみました。


「そう言われりゃなんかまだ小学生かそこらに思ってる感じだったわ。次回ちびさんの話になったら『ちびさんって何歳だっけ?』って聞いてみよう」


と妹。


押入れに入る27歳なんておかしいよね。


押入れに入ってたのは息子と甥で小学校低学年の時だったんだけど、混同してるんだろうと思う。



ちびさんには1年以上会ってないのに昨日まで泊まりに来てたと思い込み、大好きなじゅーちゃのことは存在すら忘れてる(私のことも)。



母がちびさんを探してたその日、じゅーちゃは


「ばあちゃんちに行ったらお金くれないかな」


なんて言っていたんですが、行っていたらパニックだったでしょうね。


「誰、あんた?」


状態で。



お金の執着はあるはずだからお金を盗みに来た知らない女って感じになってたでしょう。



やっぱり近寄りたくないし、近寄らせたくない場所です。