両親のグチ | 奇妙で愉快な家族

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発達障害の長女じゅーちゃ、東京で働く息子、未婚の母になることをあえて選び看護師として働くシンママのちびさんと3人の母の私のブログです。時々認知症毒親のグチもあり。最近は孫のナッツちゃんも!
よろしくお願いします。

まだちびさんと彼氏が別れるかはっきりしてない時に妹に誘われて道の駅まで行きました。


道路が整備されてずーっとまっすぐ信号もほぼなくて快適なドライブになりました。


妹「ちびさん、1人で子どもを産み育てる決意して偉いよ。私らだって、妊娠中に旦那が責め立てたとしても離婚を決意できなかったじゃん?それをちびさんは結婚前に決断するなんてすごい。並大抵の覚悟じゃないよ」


私「いやー、私に頼る気満々だからなー。でも私らみたいに離婚して幸せそうにしてる身内や結婚に執着して愚痴まみれで不幸せそうなおばあちゃんを見て決意したみたいよ」


妹「元凶はあそこなんよね。あの不幸せそうな喧嘩ばかりで不仲な夫婦を見てるからね。知ってる?親が不仲だと子どもたちは離婚しやすいって」


私「そうらしいね。あの2人見てたら結婚になんの期待もできなくなるよね。でも叔母さんとこはかなり仲良くやってるじゃん?で、息子2人も楽しく結婚生活続けてるよね」


妹「そうなんよ。そういえばあんたじじいにちびさんのこと言いなさんなよ。あいつ『サバトラの娘だからまた男にだらしない』とか言ってくるから、そうしたらちびさん可哀想だし」


私「そもそも会う気も教える気もなかったよ。男にだらしないって浮気性のあいつに言われたくないよね」


妹「だよねー。そういえばお母さんも男好きよね?女性の担当者は毛嫌いして敵視するほどなのに、男の人だと『もぅ〜〜。母さんばっかり構ってくるんだからぁ〜〜』とか言って異様なほど喜ぶよね」


私「そうそう。女の人の話は悪口しか聞かないし、男の人の話は構ってもらえた自慢ばっかりだったよね」


妹「あの2人お似合いだよね。男好きと女好き」


私「確かに笑」



ちょっと大きな信号で曲がったら道の駅に着いたんですが、妹が


「違う、ここじゃない」


と言い始めました。


道の駅ならどこでもいいじゃないと思ったのですが、妹はどうしてもその道の駅に行きたいみたい。



私はマップアプリを開いて「道の駅」と検索してみました。


かなり遠いところにいろいろあるのがわかりましたが、そのうちのどこに行きたいのかわかりません。


とりあえず今行ってる道の先にあった道の駅の名前を言うと妹も携帯で検索し始めました。


「いやー、違うなー。うーん」


妹は彼氏と来たそうなんですが、そんなに遠くなかったそうで。


「いや!これよ!合ってる!」


写真を検索してたら特徴的な店があったのでそこだとわかったみたいです。


【ここから30分】


カーナビに入れるとそういうふうに出ましたが、なんと県外になるんです。


私「県外だよ?」


妹「えー?そうだったっけ?まあいい、行こう」


妹はそんなに遠かったっけなー?とか言いながら、でも写真は正しいので運転を再開します。


妹「そういえばじじい、私と同居したかったみたいだよ。何度も打診されて断ったもん」


私「確か『遺産を全部やる代わりにここに住め。それが条件だ』ってのもあったよね?」


妹「そうだっけ?忘れた。あれ、ばあさん(父の母親)に似てるからね」


私「似てる、似てる。ばばあの時と遺産の金額がだいぶ変わったのに私たちが遺産で釣れると信じてるよね、自分たちがそうだったように」


妹「本当よ。お前らみたいに守銭奴じゃないんだよって思う」


私「しかもばばあの遺産を2億だって思い込んでたでしょ?アホだよね。蓋を開けたら1億ないし。あと売れない土地だけ。そこからかなり減っているのに私らが釣られるかっての」


妹「サバトラには『みんなに100万ずつやる』って言ったんでしょ?全然くれないし。ケチか。普通そう言ったら120万ずつでも渡すよ。そういうところもあのばあさんに似てるよね。私じいさんに『サバトラに“お前にも妹にも母さんにも100万ずつやる”って言ったんでしょ?くれてないじゃん』と言ったらバツの悪そうな顔で黙ってるんだよ?あれは覚えてるね。本当けち」


私「もともと借金はあったけど貯金はできる人じゃなかったしね」


妹「私にも借りたからね。返さないし」


ようやく目的の道の駅に着きました。

なんと長ネギが5本で120円!

安っ!


いろいろ買いました。


妹は目的の梅干しを4パックくらい買っていました。

1つは私にくれました。

着いてきたお礼だって。


やったー。