体調は翌日にはまあまあ良くなり、お粥くらいなら大丈夫になりました。
妹には嘔吐した朝かかりつけの病院はあてにならないから
「どこかいい病院ない?」
とLINEをしていたので、翌日に
「その後どう?大丈夫?」
とLINEが来ました。
この言葉を見て、私は今まで体調悪かった時に、母からこうやって気遣ってもらいたかったんだとつくづく感じました。
母は私が具合悪いと言うたびに
「お母さんもね、足が悪いのよ」
「手術した方がいいかしら」
「包括センターでは『運動で治せ』と言われるから『運動のやり方を覚えていません!』って言うんよ」
と矢継ぎ早に母の体調の話をされていました。
妹からそれは母が
「サバトラはすぐ耳が聞こえんなったって言う。お金をせびるためよ」
と言っていると聞き、合点がいきました。
私を思いやるよりお金を取られたくなかったわけなのよね。
妹から思いやり溢れる気遣いを受け、本当に感動しました。
「今日はだいぶ調子がいいよ」
とLINEすると、
「お母さんからショートメールが来ました。気をつけて」
とLINEが来ました。
よく聞くと何も書かれていないショートメールだったそうです。
「お母さんよくやるのよ、これ」
と妹が言う通り本当によくやります。
でもここで肝心なのは【妹にのみ】送っていること。
母にとってやはり和解したいのは妹なんです。
母は私がお金をせびってくると思っているので私とは和解したくないんでしょう。
でもあれこれタダでやってくれたり持ってきてくれたりする妹は絶対に必要。
これから年賀状印刷の時期でもあるし、妹と1日でも早く和解していろいろやってもらわなければなりません。
だから母は妹にばかりアクションを起こすんですよね。
やってもらう事ばっかり。
だから妹が去って行ったとは全く気づくことなく、たぶん今連絡取れても
「ありがたいと思ってたのよ」
なーんていう白々しい言葉でまた妹を利用しようとするんだろうな。