私はこれまで生きていて心臓が2回止まったことがある


一度目はシャブの過剰摂取だ 即死に近かった


二度目は若いときシンナーの袋をかぶってしまい窒息した


いずれも早い処置で何とか今日まで生きているが


よく言う三途の川やとんねるや花畑などは一度も見たことは無かった


蘇生した人がよく言うのだ

そんなことを


私は宇宙の果てのようで静かな暗い空間を見ていた


二回ともそうだ  真っ暗な世界だった


そんな事であの世に行ったら先に逝った人に逢えるのだろうか


道案内も見つけられない


あんなに真っ暗じゃ明かりが必要だ


死に損なってお花畑を本当に見た人の話を直接聴いてみたい


私は散々不出来なことをやってきたので目を潰されたのだろうか


それとも 無 とは地獄のことなのだろうか


唯一つ違っていたのは私は首を絞められて山中に埋められたとき あたりはまぶしいほどの明るさだった


土の重みは忘れない


今日は病院だ


先生にでも聞いてこよう


何でも答えてくれそうだ


梅雨時で大雨になるとこんな馬鹿なことを書きたくなる