朝起きて簡単な掃除をする。


召使に金を渡して近所のコンビニでタバコ・弁当・お菓子・飲み物・雑誌・スポーツ新聞などを買いに行かせる。


ちゃんと釣銭を間違いなく持ってくる。


私のいる部屋は6畳の和室だ。

そこに男は横になって私の買ってきてくれた新聞を広げて見てる。


仕方ないので、私は週刊誌にジュースを飲む。


辺りは外国ムード満点だ。


日本語が通じない。。。。


召使に通訳を頼むが、これもまた使えない。


お互いに顔色を見てると、なんとなく言葉とは通じるものだ。


洗濯物を全自動で荒い、乾燥して畳んで持ってくる。


午後になると、どこからかユーミンの曲が流れサンバのリズムに男たちが騒ぎ出す。


国際色豊かなところだ。


口笛を吹き、歌うものさえいる。騒がしい部屋だ。


夕方になって布団の業者が来て、綺麗な布団の乾燥を機械でしている。


お陰で夜はぬくぬくの布団に寝られる。


送迎付きの車で移動させてくれて、到着地までドライブだ。


シャワーの時間になり、綺麗な浴槽に浸かりのんびりと鼻歌でも歌う。


寝る時間は早いが、起きる時間も早い。


しかし、目覚めのジュースは旨い!!


また、コンビニからご飯を買う。


隣の住人はインドから帰ったばかりらしい。どうやらコレラに感染したようだ。


私の同居人は密輸団の女だ。


でも言葉が分からないが、何だか分かる、変な雰囲気。


ここは居心地がいい。


10日で出れる約束をしてくれたら、入ってもかまわない。


こんな留置場があるのだ。


国際空港警察の留置場だ。


日本人がいないのがたまに傷だが、是非行かれたらいい。


これは、暫く行かないとこれだけ留置場が変わっているのかと驚いた感想だ。


ほんの、つぶやきでした。