前回の記事の続き!!
(*【キリングフィールド】ここにみんな行くべきなのだ(21)【カンボジア・シェムリアップ】)
カンボジア、シェムリアップ最終日!!
キリング・フィールドから、
トゥクトゥクに乗ってやってきたところは、
ここ、
戦争博物館
(War Museum Cambodia)
実はここ、
もともとは行く予定ではなかったところで、
キリング・フィールドで寺院を回って、売店でビールを飲みながら
「うーん、まだ時間あるな。。どうしよう」
ってガイドブック見なおしていたら、
「せや!!ここがあった!!」と思いだしたエリアだwww
時間的にもエリア的にも可能!と判断し、
(キリングフィールドから約10分ほど)
トゥクトゥクに乗ったのだ!
国道6号線を空港方面へ爆走すると右側に看板が見える。
そこを右折し、
安定のw、舗装されていないボコボコ道を進むと、
到着!!!!
入場料5ドルを支払い、
入場するとそこは・・・
めっちゃ、
はんぱなくデカい、
戦車!!
もはや意味を持たない
戦車!!
壊れ放置された
戦車!!
晴れ渡る空に、みっちりと茂る緑。
目の前に広がる戦車の墓場に漂うさびた鉄と、ハンパない湿度が混ざり合い、野外のはずなのに密閉感をムクムクと増幅させているような所だった。
妙に空気が重いのだ。
ヘリコプターもみたことない規模のデカさだ。
自分の想像をはるかに超えた現実の兵器としての鉄の大きさに、恐怖を感じるのだ。
ミリヲタではないので、兵器や銃器に詳しくはないが、内戦の支持国から考えると、
ロシア製と中国製、
あとアメリカがベトナム戦争時に大量に落としていった爆弾(第二次世界大戦時に日本に投下した爆弾の1.5倍だそうだ)と、残した兵器の一部が展示されていると思われる。
ここに置いてある展示物は、全部触ることができる。
戦車もそうだが、
銃も初めてだ、本物を触ったのは。
展示用に作られたものでもなく、
射撃用に作られたものでもなく、
実際に戦争時に使われた「兵器」を触ったのは初めてだ。
重くて、びっくりした。
これに弾倉が入るとさらに重くなるはず。
いや、確実に重い。
見ていた『ソードアートオンラインⅡ』というミリタリー系のアニメのキャラの真似をしようと抱えたが、
重くてできなかった。
狙撃用となればその長さがバランスを失わせ、当然だが立って構えるなんてできない。
女や子どもが持てる作りではないことを覚えさせられる。
銃は完全に男による、男のための武器だということを。
あと、
長いこと手に持っておくこともできなかった。
質量としての重さではなく、銃床(ストック)を手で触れてもった箇所から、その・・・なんだろう、身体全体になにか黒く重いものが染み込んでくる感覚がするのだ。
感覚としては正直言うと、あれだけ楽しみにしてたベンメリア遺跡(ラピュタのモデル)よりも、ここの方が、一歩踏み込んだときの衝撃は大きかった。
それぐらい、感覚に突き刺さる空気感と自然との違和感を生み出した空間だったんだとおもう。
来て良かった。
そして疲れた。
ここも諸君らにはシェムリアップに来たら必ず行って欲しいエリアだ。
タロウ「戦車どもめ!ちょっとデカいからってイキんなよ!俺、実は巨神兵やねんからな!お前らなんか圧勝-あ、ちょっと、置いて帰んなっ!ここコワイ!」