先日、年に一度の大イベントである教室の発表会が終了した。

今年度は、新型コロナウィルスの感染拡大の影響を受け、生徒様ならびにご家族様にはマスクの着用やソーシャルディスタンシングのご協力を頂き、無事に終えることができた。

私自身もさることながら、生徒さん一人一人の日常生活の意識の高さが、今回の発表会開催にも繋がったように思う。

 

毎年思うことだが、今年も皆さんの上達は著しいもので、一年という歳月が人をここまで変化させると改めて感じさせられた。

私は、ピアノの上達は、技術の習得だけではなく、人間の五感すべての総合的なものだと思っている。

その五感すべては繋がっていて、互いに影響され刺激しあい、そして変化し続けていく。

日常の些細な事でも、五感は常に刺激されている。

感動したり、新しい事を知ったり、見たり聞いたり、怒ったり笑ったり。

日々、少しずつ変化していくもの。いや、変化(更新)しなければならない?!

前者は自動、後者は手動。

 

『進化論』で有名な、ダーウィンの名言にもある、

「最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残ることが出来るのは、
変化できる者である。」

 

変化というより、"今風" に言うなら「アップデート」だろうか。

余談だが、

数年前に買った携帯電話を一度もアップデートしなかったら、先日使えなくなってしまった。

 

人間も、更新してバージョンアップしなければならないか。