私にとっての「快適」。
かねてからの悩みの種だった、騒音。
私の部屋の前は、幹線道路のため24時間昼夜を問わず絶えず車が行き交う。
雨が降ると、その音はさらに勢いを増す。
私は今回思い切って、部屋のガラス戸を二重サッシ(LIXILのインプラス)にした。
気付けば思い悩んで10年以上は経っていたが、ようやくその重い腰が上がった。
というのも、ネットで業者を検索する中、何十と上がる会社の中から、一社だけピンときた。
予感は的中し、最初のメールから一言一句に丁寧さと信頼を感じた。
この会社こそが、私の重たい腰を上げてくれたのだ。
先日施工工事が行われ、その工事完了の瞬間、私は今まで何を悩み続けてきたのか、ただその事に後悔した。
全くと言っていいほど、ほとんど外の音はしない。
扉をもう一枚入れると、こんなに静かになるのかと、喜びと同時にただ驚きを隠せなかった。
とにかく、静かなのだ。
ついでにと言っては何だが、いつも聴いていた部屋のスピーカーも変えた。
遡ること2年前、BOSEの「QuietControl™ 30 wireless headphones」というヘッドホンが発売され、遮音効果が優れているとのことで直ちに購入。
これは、雑音を吸収処理し、完全にシャットアウト。危険なほど外音が全く聴こえないため、調節機能も付いている。
音質も申し分なく、私はBOSEの音への拘りに感心していた。
そんな中、二重サッシに連られ、部屋のスピーカーも変えてみようと、軽く腰が上がる。
普段は、もっぱらクラシック音楽を聴くことが多いため、一応Bang & Olufsen、Bowers & Wilkins そして、BOSEと視聴に周った。
どの会社も音作りにはポリシーを持っているが、私はBOSEの「SoundLink® Revolve+ Bluetooth® speaker」に最も魅かれた。
360度のサウンドで、天井からぶら下げたり、持ち運び自由で場所を選ばず、また高音から低音まで非常にバランスのとれた迫力ある音質。
BOSEの音は、“良く聴こえる”ように作られているというが、家で聴くなら、むしろその方が良い。
なぜなら本当の良い音を求めるなら、生演奏に勝るものはないからだ。
というわけで、私の部屋は、「快適」そのもの。
幸せ・贅沢・優雅、私には毎日快適に暮らせることがそれに当たる。
雑音のない所で、良い音質の音楽が聴けること。
私にとって快適な生活とは、「良い音」で満たされることだった。