この一年に読んできた絵本のふり返りの会(1) 絵本の会2024-8
こんにちは、詩子です。
残暑お見舞い申し上げます。
でも、
まだまだ 暦の上では秋 だなんて思えない酷暑が続きそうです。
さて、そんな酷暑の中、
2024年8月の 絵本の会 は、
8/8 (第2木曜日)
に開催いたしました。
絵本の会では、この一年間(2023年7月〜2024年7月)、
◆ 『心に緑の種をまく』
渡辺茂男/著 岩波書店
第6章「私と絵本の出会い」
p308〜315
に出てきた絵本を読んできました。
テキストにタイトルのあがっている絵本を中心に、
その絵本作家さんの他の作品も加えるなどして、読んできました。
毎回、とても興味深く、充実した時間でした。
そして今度は、
それらの絵本を、時代順に並べて、見てみたくなりました。
ということで、今回は、
読んできた40冊弱の絵本を長机3つに、
できる限り表紙を見せた状態で並べてみました。
良き眺めです 。
実は最初は、テキストで、この範囲にしか出てこない絵本を中心に
読むつもりでいました。
でも、
やはり、丁寧に読んでいきたいと思うようになり、
じっくり時間をとって読んでいくことにしたのです。
今回は、そのふり返りです。
まずは、1930年代の絵本。
以前、別の章で読み、この一年には読まなかった2冊も改めて読みました。
① 『ちいさいじどうしゃ』
ロイス・レンスキー/ぶん・え
わたなべしげお/やく 福音館書店
② 『はなのすきなうし』
マンロー・リーフ/おはなし ロバート・ローソン/え
光吉夏弥/やく 岩波書店
夏休みということもあり、
『ちいさいじどうしゃ』が大好きな、小さいメンバーさんの参加もあり、
とても楽しく読むことができました。
レンスキーさんは、日本では、
ごく幼いみなさんに向けて書かれた”スモールさん”のシリーズで
知られていますが、
実は、ニューベリー賞を受賞した
◆ 『いちごつみの少女』
ロイス・レンスキー/作 渡辺南都子/訳 かみやしん/絵 講談社
という、児童文学作品もあります。(※鯖江市図書館は所蔵なし)
『はなのすきなうし』 は、
原書 『The Story of Ferdinand』をめくりながら、
絵を比べました。
絵本自体の大きさや、表紙・裏表紙の絵が、
岩波の子どもの本版とはちがっていて、興味深かったです。
2冊を読み聞かせし、
合わせて、テキストに出てきた=絵本の会で読んできた、
コールデコット賞創設前の絵本までを、ふり返りました。
次回は、
2024年
9/12 (第2木曜日)
です。
テキストの範囲は、
『心に緑の種をまく』 渡辺茂男/著 岩波書店
◆ 第6章「私と絵本の出会い」
次回もふり返りの会です。
テキストにタイトルの出てきて、読んできた、
アメリカ絵本の黄金時代の絵本のうち、
コールデコット賞創設後の1930年代の絵本から40年代の絵本を
ふり返っていきたいと思っています。
ではまた。
ごきげんよう。