問題文を楽しもう☆
こんにちは、ベル子です。
3月4日と5日は、福井県の県立高校の入試でした。
受験生のみなさん、お疲れさまでした![]()
ということで、
昨年度の福井県の県立高校入試の
国語の問題文の話をさせてください。
(1年間、温め続けたネタなんです
)
『君の膵臓をたべたい』(双葉社)でブレイクした
住野よるさんの著作、
『麦本三歩の好きなもの』(幻冬舎)
から抜粋された問題文が出されました。
主人公の麦本三歩は、大学図書館の新人司書ということで、
「おっ、図書館
」と興味津々で読み進めました。
私は、学生の頃から、
国語の問題文を読むのが大好きで、
作品世界に引き込まれ、味わいすぎて
問題を解くのがおろそかになるタイプでした。![]()
大人になり、入試の翌日に、新聞に掲載される問題文を読み、
ゆとりがあれば解いてみたりして、楽しんでいます![]()
話は戻って、
入試で取り上げられた箇所は、
三歩の先輩司書が、
本の弁償に訪れた学生の
態度の悪さを
優しい言葉でたしなめ、諭す、
という場面でした。
よりによって、本の弁償![]()
図書館業務の中でも
さほどクローズアップされない、
どちらかといえば負の側面のある業務。![]()
そして、公共図書館じゃ、利用者の方に
こんな教育的指導はできない。
大学図書館、ってところがミソだなあ、と
心の中で拍手喝采したものでした。![]()
フィクションって素晴らしい![]()
この入試問題は、去年の受験生のみならず、
今年の受験生も過去問として取り組んでいるはず。
それどころか、他県にも輸出されているでしょう。
この場面がたくさんの若者の目に触れる、と思うと、
なんだかうれしくなったのでした。![]()
そこでがぜん、『麦本三歩の好きなもの』の
全部を読んでみたくなり、
本を読んでみました。
すると、三歩が書庫で停電の憂き目にあう話があり、
鯖江市図書館の書庫は地下にあるため、
停電になったら、この話のように、
真っ暗闇の中に取り残され、
たいへんな恐怖だろうな、と
全く他人事でなく、読めました。![]()
問題文で知った著作を、
図書館で借りて読んでみる、
という楽しみ方は、
受験生のみならず、おすすめですよ。
昨年秋の、
福井県の学力診断テスト(学診)の問題文、
『水を縫う』 寺地はるな/著(集英社)も
おもしろかったです![]()