絵本の会 2018-8 ★その2
こんにちは。 詩子です。
8月の 絵本の会、
ちょっとだけ ももたろう のつづき です。
『絵本のよろこび』(松居直/著 日本放送出版協会) に拠ると、
松居直さんが、
絵本『ももたろう』 の再話で 「拠り所にした原話」は、
『手っきり姉さま』(能田多代子/編 未来社)という昔話集の中の「桃太郎」
だという事を、7月の会で知りました。
鯖図には所蔵していませんでした。そこで、相互貸借で取り寄せてみました。
『手っきり姉さま』は、能田さんご夫妻が、主に、昭和5年、10年の2回、
青森県五戸で採集した昔話をまとめた昔話集なのだそうです。
確認すると、「桃太郎」は、冒頭、「幼児に語るむかし」の1話目でした。
実はその後、
松居さんの『絵本をみる眼』(日本エディタースクール出版部)の
第4章 「絵本『ももたろう』の誕生」 にも、原話が収録されているのを
知ったのですが、やはり、現物を取り寄せてよかったなぁと思いました。
![]()
● 『手っきり姉さま』 に、「幼児に語るむかし」として 1話目に「桃太郎」 が
収録されていると知った事、
● 能田多代子さんの「はしがき」を読めた事
が、とてもよかったです。
能田さんの郷里 青森県五戸では、
昔話の事を 「むかし」 と呼んでいたそうです。
子どもたちが、昔話をたくさん知っているおばあさんなどに
昔話をして!とせがむ様子が目に浮かぶようで、
ちょっと泣きそうになりました。
幼い子には、桃太郎から語り教え、やがて子どもたち自身が文句を覚えて
語ったり、桃を招く様子に動作をつけられるようになり…というように、
やさしい”むかし”から語って聞かせる、という事など、
昔話というものを中心に、大人と子どもがともに楽しむ姿が見えるようでした。
ちなみに、たまたま
『幼い子の文学』 (瀬田貞二/著 中央公論新社) を
読み返していたのですが、「なぞなぞの魅力」 の章にも、
能田多代子さんのお名まえが![]()
何だかうれしくなりました。
読書のわくわくも味わえたのでした。
![]()
来月の絵本の会は、
9/13 (第2 木曜日) に 開催予定です。
その頃には、もう少し暑さがおさまっていてくれるといいですね。![]()
ではまた。
ごきげんよう。