絵本の会 2018-5
こんにちは、詩子です。
5月から 絵本の会は、第2木曜日にお引越し致しました。
よろしくお願い致します!
ということで、5月の会は、5/10 に開催いたしました。
今月は、テキストは、
● 『子どもたちと絵本』 (長谷川摂子/著 福音館書店)
2 子どもたちにはかなわない! 172p~175p
を、読み合わせしていきました。
先ず、
◎ 「おまじないはなぜ効くか」 (172p-173p)
3歳と、1、2歳の子どもの、「おまじない」の受け取り方のちがいを
面白く感じました。
そして、
この年齢の子どもたちと絵本を読むときは、
本当に心して選書しなければ!と改めて思いました。
よりよいものを読みたいものです。
◎ 「呼び捨てしたり、しなかったり」 (174p-175p)
名前の呼び方一つにもいろいろな背景がありますねー。
呼び捨てだったり、「さん」付けだったり。
親御さんの反応だったり。それでも、
ブレない長谷川さんの姿勢が素敵!
という感想がありました。
自分で、呼んでほしい呼び名を申告するようにしている、
ある高校のクラスの話が書いてあった
岩波ジュニア新書の、『短歌は最強アイテム』(千葉聡/著 岩波書店2017)
を、ふと思い出しました。
後半は、
● 活動報告。(実際に読み聞かせしてみてよかった本の紹介)
● 報告してくださった絵本の読み聞かせ
でした。
今月は、高学年の子どもたちと楽しめそうな絵本が登場しました。
● 『チャーリーとシャーロットときんいろのカナリア』
チャールズ・キーピング/作 ふしみみさを/訳 ロクリン社
この絵本は以前、
『しあわせどおりのカナリヤ』(よごひろこ/やく らくだ出版 1982)
という題名で出ていたものですが、
鯖江の図書館には所蔵がありませんでした。
他館から相互貸借して読みましたが、
やはり、訳によって印象が変わるなぁと思いました。
(そして、印刷の紙のちがいでしょうか?
『しあわせどおりのカナリヤ』の方が、絵が見やすかったです。)
高学年に読んでみたいなぁと思いました。
ところで、越前市出身の絵本作家 かこさとし さんが
亡くなられましたね。
寂しいです。
子どものころ、かこさんの
『地球』 (かこさとし/作・絵 福音館書店)
が好きで、しょっちゅう眺めていました。だるまちゃんも!
たとえば、
みなさんの、思い出のかこさん作品を、3冊まであげてください!
とお聞きしたら、みなさんは、どの作品をお選びになるのでしょうか?
今日は、もう1冊読む予定の絵本があったのです。
キーピングに夢中になってしまい(笑)、変更しました。
来月読もうと思っていますが、実は、その絵本に関連づけて、
加古里子さんの作品も登場するはずだったのです。
来月、丁寧に向き合えたらいいなぁと思っています。
加古さん、ありがとうございました。
これからも、大切に読み継いでいきます。
来月の絵本の会は、
6/14 (第2 木曜日)
開催予定です。
ではまた。ごきげんよう。