幻燈会の夜 | さばとごはん

幻燈会の夜

こんにちは、民子ですこけし



先日、石川県の醤油の町、大野で開かれた

幻燈会に行ってきました半月



題目は、

小林敏也さんの、画本宮沢賢治シリーズから

『やまなし』 と 『雨ニモマケズ』 でした。

ともに宮沢賢治/作 好学社(E/コバ)




宮沢賢治といえば、私は
鉱石、結晶、星、幻燈会・・・

と、何か幻想的でキラキラしたものが頭に浮かびます水晶きらきら



特に


『雪わたり』 堀内誠一/画 福音館書店(913/ミ)


が大好きです。



雪が寒さでかたく凍り、

青白いお月様が静かに光る夜、

小さな男の子と女の子の兄弟は、きつねの幻燈会に招待されますsei


青い月の光が林の中に差し込む中、

木の枝に一枚のしきふを下げて

幻燈会ははじまります。


大勢のきつねの学校生徒が、幻燈会をみながら

キックキックトントンと足踏みをして踊り、歌います・・・



“幻燈会”という言葉は、このお話の

澄んだ美しいイメージと妖しく不思議な雰囲気が

重なり、ずっと行ってみたいと憧れていたのです嬉しい







青白い光が幻燈会の会場へと続いています。

ぽっと明るい所が入り口です。





かつては醤油の仕込をしていたという蔵の中には、

一枚の白い布がかけられていました。



「クラムボンはわらったよ。」

「クラムボンはかぷかぷわらったよ。」(本文より)


あわ   ふわふわ   あわ   ふわふわ   あわ



まるでほんとうに自分が青い水底にいるかのような 

青い、美しい幻燈でした。   





帰り道↑


月夜の小さな小路を歩くと、

まるで宮沢賢治のお話の世界に迷いり込んだような

気持ちになりましたよ嬉しい



この日(9月21日)はちょうど、

宮沢賢治の命日だったのだそうです。



図書館でも、このような幻燈会ができたらいいな~

と思いました音譜