絵本の会 番外編
こんにちは、詩子です。
さて、昨日は、絵本の会で、
マックロスキーの絵本
『海べのあさ』
ロバート・マックロスキー/文・絵
石井桃子/訳 岩波書店
を楽しみました。
今回読んでみて、
以前よりも、この絵本が好きになりました。
…ということで、今日も もう少し続けます。
絵本の舞台は、アメリカ・メイン州の島。
マックロスキーの絵の良さはもちろん、
そのストーリーも、本当に、素敵。
初めて歯が抜ける事への不安を
周りの大人たちがほぐしてくれます。
こんなにゆったり見守ってもらいながら
成長できるなら、幸せだろうなぁ
と、羨ましく感じました。

『絵本の愉しみ(2)-アメリカ絵本の展開-』
の
「開花期-第二次世界大戦末まで」
の章に、
… メインの自然といえば、レイチェル・カーソンの
『センス・オブ・ワンダー』 …
と書いてあるのを読んで、久々に、
『センス・オブ・ワンダー』
レイチェル・カーソン
上遠恵子/訳 新潮社
を読み返しました。
奥付に拠ると、26刷からは本文の写真が
メイン州の海辺や森の写真に変わっているそうです。
(私の手持ちの本の刷では、
まだメイン州の写真は使われていませんでした。残念!)
レイチェルが、姪の息子ロジャーと海辺を歩く様子と、
『海べのあさ』 で、
浜辺ではまぐりを掘っているおとうさんのところまで行くサリーの姿が、
なぜか重なって見えてきて、より愛おしく感じられました。
読み聞かせにはちょっと長めですが、
ぜひ、届けたい、いつか読みたい1冊 です。

ところで、偶然なのですが、さらに、アメリカ です。
先月末、アメリカの、ある詩人と素敵な出会いが!!
それは、
『児童文学論』
リリアン・H・スミス/著
石井桃子 瀬田貞二 渡辺茂男/訳
岩波書店
での研修での事で、出会ったのは、
第七章 「詩」に出てきた、エミリー・ディキンソン です。
アメリカの最もすぐれた詩人の一人
だそうですが、恥ずかしながら
全く知らなかったのです。
そして、
絵本 『エミリー』 が、彼女の事を描いた絵本だということも。
◆ 『エミリー』
マイケル・ビダード/ぶん
バーバラ・クーニー/え
掛川恭子/やく ほるぷ出版
本当に美しい絵本です
。
「詩」 って、なに?
という疑問に答えてくれるような絵本です。
心に、すっと 入ってきます。
せっかくなので、
◆ 『対訳 エミリー・ディキンソン詩集』
アメリカ詩人選(3)
亀井俊介/編 岩波書店
を読んでみました。
読むうちに、心が揺さぶられ、泣きそうになっていました。
ある時期からは外出もほとんどしなくなり、
生前は、数編の作品しか発表されなかったエミリー。
でも、本当は、
心は、誰よりも豊かな世界に生きていたのだろうな
というのが感じられました。
岩波文庫に収められているのは、50編ですが、
エミリーは、1800編ほどの作品を残しているそうです。
少しずつ 読んでいけたらいいなぁと思います。
そして!
知らないことを知る
って、本当に楽しいです
今年は、どんな絵本や物語に
出会えるのでしょう 
わくわくします。
ではまた。ごきげんよう。