9月 絵本の会
こんにちは、詩子です。
さて、秋、9月が始まりました。
9月の絵本の会 は、9/2 に、開催。
この季節にぴったり!の 〈きつね幻想〉
(『子どもたちと絵本』(長谷川摂子/著 福音館書店 p66~p70)
を読み合わせしました。
という事で、今回は ”きつね尽くし” の会です。
読んだ絵本は、4冊。
● 『きつねのおはなはん』
中川正文/さく 二俣英五郎/え 福音館書店
◆ 『千代とまり』
松谷みよ子/作 丸木俊/画 講談社
● 『くずのはやまのきつね』
大友康夫/さく 西村繁男/え 福音館書店
◆ 『きつねの窓』
安房直子/文 織茂恭子/絵 ポプラ社

狐、相当に奥深く、興味深い題材だなぁと思いました。
◆ 『狐 陰陽五行と稲荷信仰』
吉野裕子/著 法政大学出版局
が参考になりました。
それに拠ると、
獣の中では、狐は、インテリなのだそうです。
鳥獣人物戯画 には、経を読む狐 が描かれているそうです
初めて知ることがいっぱい!の回でした。
絵本の『きつねのおはなはん』 も、初めて読みました!
素敵に「ハイカラ」なおはなはん の正体を知り、
インテリ狐の系譜かな?などと思いました。
『くずのはやまのきつね』 は、絵が良くて、
特に、狐の花嫁行列が幻想的で
素敵でした。
『千代とまり』 と 『きつねの窓』 は、
絵本より、物語として読んで楽しみたいね、
自分が思い描く想像の絵を
大事にしたいね、という話になりました。

狐 … こんな付け焼刃
で
分かったように書くのは 気が引けるのですが、
日本の昔話や、文学作品や、古典芸能の世界に
いろいろ登場するのですね~。
信太の狐(葛の葉) のようなタイプや、
玉藻の前(九尾の狐が化けたもの) のような(悪を為す)タイプやら…。
深く掘ったら、面白いだろうなぁと思います。
そして、そのような流れを受けて生まれた、
今回の絵本たち。
現代版の 狐 の姿も楽しめました。
木下利玄さんの「曼珠沙華の歌」の一連も、初めて知りました。
(『日本の詩歌7』 中央公論社 所収)
この秋は、曼珠沙華、彼岸花、別名・きつねばな
を見かけた時に、
風を切って走る幻想的な白い狐の姿を
思い浮かべそうです。
ではまた。ごきげんよう。

ところで、先日、
東京子ども図書館さんを見学してきました。
素敵なところでした
写真は、 じどうしつ の入り口の看板です。
