しゃっくり
こんにちは。箱子です。
先日のこと、
カウンターに出ていたら、突然しゃっくりが出始めました![]()


なかなか止まらないので、他の職員にカウンターに出てもらい、いったん事務所へ。
息を止めてコップ1杯の水を飲んだら、なんとかおさまりました![]()
しゃっくりの止め方って、コレだ!という効果的なものがないので、
仕事中に出るとあせります![]()
・息を止める。
・水を飲む。
・びっくりさせてもらう。
など聞きますが、どれも確実に止まるというものではありません。
そういえば、”しゃっくりの止め方”って、何か本に載っていたかしら?
気になったので、隣にいた職員の筆子さんに聞いてみました。
すると、「たしか鯖江市史に載ってたよ」と一言。
さ、鯖江市史!?!? ![]()
![]()
郷土資料じゃないですか。
ええー、ホント?
本を確認してみたら、なんと本当にありました。
『鯖江市史 第1巻 民俗編』
「医療・衛星・保険」の中の、「4.まじないによる療法」という項目です。
しゃっくり
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・柿のへたをせんじて飲む(豊地区)
・洗面器に水を入れ、顔をその中に1、2分入れると止まる(立待地区)
・びっくりさせてもらうと止まる(全域)
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それぞれの地区の民間伝承がまとめてあるようです。
1つ目の「柿のへた」の信憑性はわかりませんが、あとの2つの方法は今と特に変わりません。
まじないと言われていたころも医学が発達した今も、進歩がないのかあ…と思っていたら、もっと古い時代のことが書いてある本がありました。
『あくびはどうして伝染するのか』
(ロバート・R・プロヴァイン/著 青土社)
それは2300年前の話 (情報源はプラトンの『饗宴』)。
愛の本質について哲学的な対話をしていたアリストパネスが、しゃっくりで話せなくなってしまいました。
そのとき、その場にいた医者エリュクシマコスが提案した、しゃっくりを止める方法がこれ。
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息を止めて、しばらくしてもだめだったら少量の水でうがいをして、それから何かで鼻をくすぐってくしゃみをすると良い。1、2回くしゃみをすれば、最もひどいしゃっくりでも必ず止まるだろう。
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ああーやっぱり、とりあえず息を止めてみるようです。
2300年前も今とあまり変わらなかったです。
いつか画期的な方法が発見されるのでしょうか。
でも、古代ギリシアから、人類みんな息を止めてがんばってきたのかと想像したらちょっと愉快な気分になりました。
『鯖江市史』 史料編・第1巻 民俗編
(鯖江市編纂委員会/編 鯖江市役所) 昭和48年刊
『あくびはどうして伝染するのか』
(ロバート・R・プロヴァイン/著 青土社) 2013年刊