日課をこなす楽しみ
こんにちは、ベル子です。
ブログ登場はずいぶん久しぶりになります。
久しぶりすぎて、少々緊張しております。![]()
カタイ出だしになりましたが、お許しを。
この春から、担当業務の変更に伴い、
新たな日課をこなすようになりました。
それは、主にひとりでぼちぼちこなす、
書庫の本返しです。
書庫のことは業界用語で 閉架 といいまして、
文字通り、利用者の方には閉ざされた空間です。
閉架の本は職員しか取ってこれないようになっています。
昔々の図書館は、どこも閉架システムが一般的で、
窓口で書名を告げ、頼まないとお目当ての本が手に取れなかった、
というのを「図書館史」か何かで習ったなあ、と思い出しました。
鯖江市図書館の書庫は地下にあり、暗くて ひんやり しています。
人の出入りもそんなにないので、正直、ほこりっぽく、
並んだ本は 古臭く 、
(主に古くなった本が保存されているため)
明るくて開放的な 開架
(通常皆さんが利用する書架)
に比べれば、あまり立ち入りたい場所では
ありませんでした。
ところが、ところが。
書庫に日参するようになったら、価値観の逆転
といいますか、
今までのマイナスポイント
が、なんとプラス
に作用してきたんです。
まず、ひんやり感が気持ちいい。
そして、利用者の方がいないので、マイペースに遠慮なく返せる。
(開架だと、書架の前で品定め中の方がいらっしゃると、
返すのを後回しにしたりするため)
古い本たちの中にいると、逆に新鮮だったり、妙に落ち着いたりする。
こちらは、書庫の集密書架です。
ぐるぐるハンドルを回して通路を空けます。
ひとりで返していると、向こうの棚の職員をつぶしてしまわないか、
気遣うこともなく、気楽です。
全部返し終えて、地上に上がって、事務室や開架の喧騒![]()
(ってほどでもないのにそう感じます。)
に身を置くと、
ああ、帰ってきたなあ、という感じがします。
それほど、別世界な感じを味わえる。
現在、なかなかひとりになれない生活を送っているので、
ひとりを満喫できるのがなによりうれしいのかも、
と感じています。
