「図書館」を一文字で表すと…? | さばとごはん

「図書館」を一文字で表すと…?

こんにちは。箱子です。




ブラジルの日系人の方は

「森」という字に木をふたつ足したものを

さばとごはん

「アマゾン」を意味する文字として使っているそうですね。

なるほど。うまく考えるものですね。



そこでふと思い出したのですが…




みなさん、こんな字はご存知でしょうか。


さばとごはん


くにがまえ に、カタカナの「ト」 。


これ、「図書館」を意味する略字なんですよ。

図書館関係者の間では日常的に使われています。



ふだんはそうでもないのですが、
研修のときなど威力を発揮します。

「図書館」ってほら、画数が多いですから汗

図書館の…」、「図書館が…」、「図書館に…」と 

講義中に何度も出てくる「図書館」を全部律儀にメモしていると追いつかないんですよ。



そんなときこそ、この略字!

全部で33画もある文字が たったの5画!!ドラの手

なんて便利。

研修ノートもちょちょいのちょいです。



ちなみにこの文字、

秋岡梧郎さん(1895-1892)という図書館人の方が考えだされたそうで、

『図書館情報学ハンドブック(第2版)』の701pに

”戦後、秋岡梧郎が創案したさばとごはん を図書館を意味する記号として使用することがある”と書かれています。



へええ、そうでしたか。

知らずに使っておりました。



せっかくなので、『人物レファレンス事典』(日外アソシエーツ)から秋山梧郎氏の情報を少し…。

★ 秋岡梧郎 ★

大正・昭和期の図書館人。京橋図書館館長、都立日比谷図書館管理掛長。

お誕生日は12月20日。




そして、このさばとごはん という文字については、
国立国会図書館のホームページにも質問回答が載っています。

うちの図書館には所蔵がありませんが、秋山氏の著作にはこの文字の誕生経緯も記されているようです。

参考までに… → 国立国会図書館レファレンス共同データベース



みなさんも機会がありましたら、 「くにがまえ + ト」 使ってみてくださいね。
さばとごはん



★ ”木が5つ=アマゾン”のエピソードは

    『ダーリンは外国人』 (小栗左多里/著 メディアファクトリー)に載っています音譜

       

★ 『図書館情報学ハンドブック(第2版)』  

       (図書館情報学ハンドブック編集委員会/編  丸善)


★ 『人物レファレンス事典』 (日外アソシエーツ)