ビートルズ その2
こんにちは、ベル子です。 
久しぶりに
〈今日のオンガク&ブンガク〉 をお届けいたします ![]()
前回、村上春樹の 『ノルウェイの森』 をとりあげました。
小説のタイトルがそのまま、
ビートルズの曲名であるパターンです。
今回も
「ビートルズの曲名が
小説のタイトルになっている」
というつながりでご紹介します。
「All My Loving」(The Beatles)
アップテンポで、ライブで盛り上がりそうな曲です。
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曲名=サビなので、
今、これを入力しながら
「オールマイラヴィン♪」と頭の中で歌っちゃってます ![]()
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この、平易な感じは大事ですよね。
後世に残る名曲であればあるほど、
どこかスコーンと抜けるような平易さ(キャッチーさ?)
が、あるように思います。
そういう要素があると
何度聴いても飽きないし、
何度か聴くとおぼえちゃう。
自然と人々が口ずさむ歌になっていきます。

ビートルズの曲には、そんな名曲
がたくさんで、
本当にすごいバンドだなぁ
としみじみです。
『オール・マイ・ラヴィング』(岩瀬成子/著・集英社)
『ノルウェイの森』 と同じく、
こちらも、ビートルズが大活躍していた頃のお話です。
『ノルウェイの森』 の中のビートルズ(の曲)はその時代の象徴として
作品世界を彩るための脇役的な扱いでしたが、
(ただ、タイトルにまでなっているので、
村上春樹は、奥深い何かをそこに託しているのかもしれませんけど…)
この作品では、ビートルズの曲も、ビートルズというバンドも
かなり重要な位置を占めています。
1966年、ビートルズが日本にやって来た
14歳の少女が住む小さな町に
ビートルズファンは一人だけだった。
(以上、オビより引用)
この少女が主人公の喜久子。
クラスの中にもビートルズのことをともに語り合えるような人はいません。
そんなとき、東京から転校してきた白石さんが
ビートルズが好きだということがわかります。
しかも、彼女はビートルズが来日するかもしれない、と言います。
それを聞いて喜久子は、
ビートルズを見に行きたい、と念じます。

ビートルズのコンサートの入場券は、一般発売されなかったそうで、
喜久子は
読売新聞社に入場券申し込みの往復葉書を45枚送ったり、
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ライオン歯磨き
の抽選に応募したり…涙ぐましい努力をします。
喜久子はビートルズに会えるのか 
読んでいくと、会わせてあげたい気持ちが高まっていきます。
同じく田舎の女子中学生だった自分が 
喜久子に重なり、
「田舎の女子中学生の上京」が、

計画するだけで、とんでもない大冒険であることが
リアルにわかります。
自分がビートルズと同時代に生きていて、
ファンになっちゃったら
どうしただろう?
せっかく同時代に生きていても、
まだ中学生で、でも中学生だから
ビートルズにすべてを持っていかれるように
のめりこめる感受性がある。
心から行きたいライブに行けることは
まちがいなく、幸せなことです。 
ビートルズの武道館ライブに行った方々は
時がたてばたつほど、
ビートルズが伝説のバンドになればなるほど、
あのひとときが、光り輝いているのでしょうね。